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やっぱり、歩きスマホは良くないなあ…

 世間で言われるように、やっぱり、歩きスマホは良くないなあ…。とにかく、危ない、危ない。

 私自身は基本的に歩きスマホはしないのだけれど、誉められたことではないけれど、“歩きiPod”はします(笑)。歩いている最中、耳を塞いでいるわけで、耳が使えない分、しっかり周りをよく見ていないと危ないですし、自然と歩行速度もiPod無しの状態よりもゆっくりめで用心深く歩いております(まあ、長く音楽を聞いていたい…という気持ちもあるのだけれど:笑)。iPodをしていない時は、たいてい考え事とかしながらボケっとそそくさと歩いているので、そういう意味では、歩きiPodしていない時の方が、むしろ危ないのかもしれません(屁理屈)。

 とにかく耳を塞ぐという身体感覚が、少しばかり危機感を煽るようで、iPodをしている時は、ボケッとはせず、臨戦態勢で道を歩いている私です。

 安全第一です。なにしろ、我が身の事ですからね。

 それでも、時々、うっかり歩きながら、選曲のためiPodをいじってしまうと、ほんと危ないです。歩きながらiPodをいじってしまうと、気付かずに壁にぶつかったり、電信柱と衝突したり、道の穴に落ちて足をくじいたり…。まあ、人や自転車や車とぶつかった事がないのは幸いだけれど、やっぱり危ないです。なので、選曲などをする時は、なるべく道の片側によって立ち止まってiPodをいじるようにしています。

 歩きスマホって、メールやライン、ゲームをしながら歩いているわけでしょ? 歩きiPodと違って、目がスマホに釘付けなわけです。また、ゲームによっては、耳にもイヤフォーンを差し込んでいる事も多いし、そうでなくても、人間という生物の特徴として、集中すると周囲の物音をシャットアウトして何も聞かなくなるという性質がありますから、ゲームなどに集中していると、目も耳もスマホに持って行かれてしまうわけです。

 つまり、歩きスマホって、目をつぶって耳を塞いで歩いているのと同じなわけです。一時的に盲聾人状態になっているわけです。自覚ありますか?

 目も耳も効かない状態なのですから、百歩譲って、歩行速度を落とすなり、第三者に手をひかれながら歩くのならいいけれど、実際はそんな事もなく、スマホしながら足早に歩いていたりするわけで…そりゃあ危ない、危ない。まるで、天上天下唯我独尊ってな状態なわけです。

 でも、実世界では他人も同じ地平で生活しているわけです。心は電脳に、カラダはリアルに…と心身が分断された状態でこの世界を生活していたら、危ない危ない。歩きスマホは、本当に危ないと思います。

 で、歩きスマホをしている人に、なぜ歩きスマホをしているのか…と尋ねると「歩いている時、退屈だから」という返事が来るそうです。うーん、その気持ち、分かるかも…。私は歩いて行動することが多い人だけれど、たしかに歩いている時って、退屈…と言うか、脳みそはヒマだったりします。だから私は、つい考え事をしてしまったり、歩きiPodで音楽を聞いたりしているわけです。なので「退屈」という人の気持ちはわかります。それに、散歩中の思索というのは、昔から奨励されていますからね。

 でも、散歩中の思索(これだって没頭しすぎると危険ですが…)ならともかく、目も耳も奪われる歩きスマホは危ないです…と言うよりも、実際に歩きスマホをしている人たちって、身の危険を感じないのかしらね? 私は歩きiPodをする時は、結構気をつけているよ。いつも以上に目を使って歩いていて、危険回避に努めています。もしも、歩きスマホをする時に、身の危険を感じていないのだとしたら、それは他人や世間に対して迷惑なだけでなく、自分自身、生物としてマズい状態ではないかしら…って思うわけです。

 電脳コイル(古い!)のメガネじゃないけれど、あんな感じで周囲を見ながら、スマホが出来るようになるといいのにね。もちろん、その時は、ゲームじゃなくて、ツイッターとかラインとかメールが無難だとは思うけれど。あ、でもやっぱり視界を他の事に使うと、視野狭窄現象が起こるから難しいか…。

 やっぱり歩きながらの退屈しのぎなら、ラジオとか歩きiPodまでにしておくのがいいのかもね。

 あと、歩いている時ですらスマホをいじってしまうのは、それだけスマホが魅力的だからだろうし、それゆえにスマホに依存した生活をしているからであって、そうなると、単に歩きスマホという問題で収まる問題では無く、スマホに生活が支配されていて、それで良いのか…という問題になってしまいます。

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コメント

  1. YOSHIE より:

    私は歩きスマホをしない、できない、持っていないから…ですが、やはり、とてもとても危険と思います。せめて立ち止まってほしいです。
    こんなのありました>>豪シドニーでも「歩きスマホ」対策として道路に埋込み信号灯:これからの信号機の標準になるのか?
    佐藤仁 | 情報通信総合研究所 副主任研究員
    2016年6月3日 17時48分配信

    もう、何だか世界中〜〜記事によるとドイツもですってよ。

    小学生のときは本の続きが我慢出来なくて、読みながら下校したことありますし、今でもたまにそういう子を見かけますが、やはり危険ですよね。

    あと、歩きスマホは姿勢が悪くなるし足の運びが疎かになるので、あまり美しくはないです。美容には良くないと思います。

  2. すとん より:

    YOSHIEさん

     うむ、ドイツでもそうですか…って、おそらく人類共通の悩みなんでしょうね。それにしても、埋め込み信号灯って…やり過ぎのよう気がしないでもないです。だいたい、普通の歩行者にとっては、見づらくて仕方がない。

    >小学生のときは本の続きが我慢出来なくて、読みながら下校したことありますし、

     私は高校生の時に、自転車に乗りながら、参考書を読んでいた事があります。友人が自転車に乗りながら、単語帳を暗記していて、自転車ごと畦から落ちた事がありました。それを見て、私は自転車に乗りながら参考書を読むのを辞めました。だって、畦道から落ちたくないもの(涙)。

     まあ、昔ですから、あぜ道から落ちる程度で済んでましたが、今ならきっと交通事故にあいますね。そう言えば、私は高校生時代、二度ほど、自転車でトラックと正面衝突しています(二度とも自転車は大破しました)が、とりあえず今でも元気にしています。

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