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メダカたちを、ちょっぴり可哀想に感じました

 今、我が家の水槽には緋メダカが2匹います。大が1匹、小が1匹の、合わせて2匹です。で、この2匹は、実に仲が良くて、たいてい一緒にいます。まあ、元々メダカは、群れを作って活動する魚ですから、たった2匹で群れを作っているのかもしれません。

 で、いつもこの2匹で一緒にエサを食べたり、水流に逆らって遊んでいたり、楽しく暮らしているようなのです。

 ところが、先日、ふと水槽を見たら、メダカが1匹しかいませんでした。

 メダカの大が1匹だけしか見えなくて、その大が明らかに、うろたえているのですよ。で、狂ったような異様な行動を取りながら、水槽の中をかなりの高速で移動し続けているのです。おそらく、メダカ小を探しているのでしょうね。なんとも、鬼気迫る感じなのです。

 群生魚類であるメダカにとって、その場に、たった1匹しかいないという状態は、極めて異例な状態なのでしょうね。不安で不安でたまらないのでしょうね。で、懸命に相方を探しているわけです。

 それを見ていた私は、消えてしまったメダカ小は、おそらく、うっかり金魚(って、たぶんヤヨイだな)に食べられてしまったのだろうと思いました。可哀想だけれど、弱肉強食の世界ですから、それはそれで仕方がないわけです。ただ1匹残った、メダカが可愛そうで、哀れで、なんとも言えない気持ちになりました。

 やはり、群れで生きる生き物は、ちゃんと群れを作らせてあげないといけないなあ…と思いました。次に機会があったら、メダカをババンと購入して水槽に入れてあげよう…と思いました(まあ、大半はヤヨイのお腹に収まってしまうだろうけれど)。

 そう思っていたら、ひょっこり、メダカの小が現れました。どうやら浮揚していた水草の中にひっそりと隠れていたようで、人間にもメダカにも金魚にも見つけられない場所にいたようです。

 なにしろ、この直前まで、ヤヨイがミドリやシズカに「お尻なめさせて!」ってのを、激しくやっていましたからね。あれのトバッチリを受けちゃたまりませんから、おそらくメダカ小は隠れていたんだと思います。だってね、金魚ってワイルドなんですもの。

 とりあえず、相方が見つかったメダカの大は安心したようで、行動が速やかに落ち着き、今度は二匹で水草の中に隠れました。いやあ、よかったよかった。

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コメント

  1. アデーレ より:

    疲れているときは、すとんさんの《水の生き物たち(笑)》の話が一番ですね。癒されるわぁー。よく観察なさっていますよね、感心するわー。

  2. すとん より:

    アデーレさん

     ありがとう。金魚もドジョウもメダカも、ちゃんと一匹一匹、個性があります。それが分かると、ただ美しいだけでなく、可愛さも味わえるようになります。そこが金魚を飼う楽しさなんです。

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