ちょっと古い調査だけれど、@niftyの“何でも調査団”で「生まれ変わるなら、男? 女?」という調査が行われました。結果は以下の通りです。
男性…生まれ変わるなら男性 79%・生まれ変わるなら女性 21%
女性…生まれ変わるなら男性 36%・生まれ変わるなら女性 61%
男性の約8割が、女性の約6割が、今と同じ性に生まれ変わりたいと願っているようです。“今と同じが良い”と言うのは、現状に満足しているわけですし、幸せな人生を送っている証拠だと思います。現状に不満があれば、今とは逆の方向の選択をしがちですからね。
そう言う意味では、男性よりも女性の方が同じ性に生まれ変わりたいという数値が低い(と言っても、過半数超えているわけだから、低い低いとは言えないと思います)のは、女性の方が、今の人生に不満やストレスを感じている人が多いのかもしれません。
まあ、私個人の事で言えば、“生まれ変わり”と言うものを全く信じていないのです(笑)が、もしも“生まれ変わり”があるのなら、やっぱり、人間の男性として、生まれ変わりたいです。
つまり、生まれ変わって、人生をもう一度やり直すのなら、やはり男性として生きていきたいと思っているわけです。だって、なんだかんだ言っても、世の中は男性社会だし、そんな社会だからこそ、男性として社会に真正面から関わっていきたいじゃない? 女性としての人生も、かなり面白そうだけれど、それは今の年齢だから言えるわけで、たぶん私が女性として生まれ変わったならば、若い時は「なぜ私は男に生まれなかったんだろ」と不平不満をタラタラ言う娘になりそうなので、パスだね。まあ、オバちゃんになっちゃえば、また考えも変わるだろうけれど「人生これから!」という時分なら、絶対に男性に生まれたかったと叫び続ける女の子になっちゃうと思うんだよね。
おそらく、その上に、私が女性として生まれたなら、きっと勉強ばかりして、女子力の低い、モサっとした女子になりそうだし、たぶん、モテナイ(笑)。おまけにデブだろうし…。恋愛に興味津々で結婚願望も高いのに全然モテず、それなのに、男を選り好みして、婚期を逃し、出産しないまま“行かず後家”になって、軽く世の中と男どもをディスりながら“意識高い系”のフリをして生きる…そんな女の子になりそうで…それじゃあ、さすがに幸せとは言えないよねえ。
自分の不遇を数えながら生きるよりも、自分を肯定しながら生きる方が幸せかな…って思うわけです。なので、私の気質から考えれば、女性として生きるよりも、男性として生きていく方が、おそらく幸せ。まあ、あくまでも“私個人で考えれば…”という話ね。
男性であれば、社会の仕組みが男性中心にできているので、世間ともあれこれと関われるし、社会の主役にもなれて、やりがいはあると思うけれど、その反面、色々と責任も生じてシンドイと言えばシンドイと思うし、辛いと言えば辛い人生になると思います。まあ、そこは覚悟の問題かもしれないけれど…。
男性は、学業を終えると、死ぬまで労働でしょ? 一つの職業を全うする人もいれば、色々な職業を転職しまくる人もいるけれど、原則、死ぬまで働き詰めでしょ? 私、“労働は苦役だ”と思っている人なので“一生働き詰めの人生だ”と思うと、めまいがしちゃうんですよ。
まあ、女性の人生が楽だとは全然思わないけれど、女性なら、働いて社会に関わる人生もあれば、結婚出産子育てをして家庭を切り盛りする人生もあるわけで、なんか色々と人生の選択肢があって、うらやましいです。特に、専業主婦という生き方をしている人を見ると、うらやましいですね。特に理由はないけれど、憧れちゃいます。
妻として、夫に愛されながら家庭を切り盛りしていくのって、なんか幸せそうなんだよね。専業主婦として生きられるなら、女性に生まれ変わっても良いかも(ここポイントです)。
まあ結論としては、男性であれ、女性であれ、幸せな人生を送りたいってのが、本音です。だから、生まれ変わるのなら、男でも女でもどっちでも良い…と言うのが本音で、幸せな人生を送れれば、どちらでも構わないというのが、本心です。
それに、幸せな人生を送る要素としては、自分が男性であるか女性であるかは、もしかすると大した事ではないのかもしれません。もちろん、男性の人生の幸せと、女性の人生の幸せは、違うモノかもしれないけれど、それぞれがそれぞれで幸せになればいいだけの話だからね。
じゃあ、幸せな人生を送るために必要なモノってなんでしょうね? お金? 教育? 平和? いつの時代のどこの国に生まれるかも大切な要素だろうし、生家が豊かか貧乏かでも色々と条件は変わってくるし…そんな事を考えると、なまじ別の人生に生まれ変わるよりも、今の人生をもう一度やり直せる方がいいかも…ってか、生まれ変わりなんてなくていいや、今の人生をたっぷりと満喫したいよ。それが私の願いです。
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コメント
これは男と女とどちらがトクか、という問題ですね。
自由という視点から見れば、日本においては男の方がより自由だと思います。男の方が社会をより簡単に動きまわることができます。これは法整備どうのこうのというよりも、慣習的なものが大きいでしょう。まあ、女性の不自由な社会といっても、イスラム圏よりははるかにマシなわけですが。
うちの会社をみていただいている公認会計士の先生は女性です。頭の良さも学歴も文句なしです。書類のチェックに電卓は不要で、五桁の掛け算も脳内で行なっています。何よりも私の周囲にいる人間の中で、ダントツの努力家です。しかも二児の母親。
彼女の態度は実に落ち着いていて、不平不満は一切こぼしませんが、この人がもしも男性だったら、もっとラクにここまでこれただろうにと思います。
一方、その会計の先生と対照的な人生を送っている友人がいます。
私より一回り年上ですが、スタイルの良い美人です。いわゆる金持ちのお嬢さんです。高級官僚のダンナが亡くなって、年金暮らしをしています。娘夫婦と同居で、小学生の孫娘の世話を適当にしながら書道や陶芸をやっています。この女性の語録が凄いです。
「私は生まれてから一度も働いたことがない」
(資本主義国に生まれて一切の生産活動ナシってことですか!)
「学生のころ、両親が死んだら私も死ぬしかないと思った」
(生活力ゼロって自覚はあるのですね)
「はい、クルマのカギ」
(駐車や車庫入れは男の仕事になります)
この女性の口癖が「忙しい、忙しい」です! 彼女が忙しいのならば、動物園のパンダはとうに過労死しているでしょう。
この女性にとっての社会は、彼女の周囲の小さな世界だけでして、その狭い世界の中で、あのお友達は嫌いとか、あそこのレストランは椅子がダメとか、そういう平和なバトルをしつつ楽しそうに暮らしています。
これは皮肉ではないのですが、自由を捨て、自立を捨て、責任も捨てれば、こういう他力本願的な選択肢もあるのだなと考えさせられます。私とは真逆の価値観ですが、これもありかな、と。
在日日本人さん
お金持ちのお嬢さんの生き方に憧れる私です(笑)。同じお金持ちであっても、お坊ちゃんだと、こうはいきませんね。家業を担うプレッシャーがあり、私のような貧乏人とは違った種類の苦労がありそうですが、お嬢さんだと、そこらへんが全く無くて、
>娘夫婦と同居で、小学生の孫娘の世話を適当にしながら書道や陶芸をやっています。
そう、趣味の書道や陶芸ができるわけですね。ああ、憧れます。
…もっとも、憧れるだけで、実際に自分がその立場になったら、そんなに人生を他力本願で生きたりはしないでしょうが(笑)。私は金持ちのお嬢さんに生まれても、ガシガシ前に出て行くでしょうからね。
結局、自分の手に入れらないと分かっているから、憧れる…わけだったりします。
>まあ、女性の不自由な社会といっても、イスラム圏よりははるかにマシなわけですが。
日本は社会システム的には男性社会ですが、家族システムにおいては女系家族ですからね。社会は男が、家庭は女が牛耳っているわけで、うまい具合に役割分担が出来ていたんだなあって思います。
なので、現代女性の不幸は、家庭では女性としての役割がありながら、社会に出れば、擬似男性として働かなければいけない事…だったりするのではないでしょうか? 男性は男として生きていればいいのに、女性は女と男の両方の生き方をしないといけないので、疲れちゃうわけですよ。
こんばんは。横レスで失礼します。
> 「私は生まれてから一度も働いたことがない」
以前は、このような生活といわれていた作家の本ばかり読んでいことがあります。
価値観はぶっ飛んでいるかもしれませんが、今でも文章(翻訳ですが)のいくつかは記憶に残っています。
短い人生、いろいろありすぎです。
こちらも若い頃の夢は金利生活でしたが、今の国内金利はあまりにも低すぎて想像できませんでした。リッコー、ワリトーがあったころが信じられません。
失礼しました。
tetsuさん
>こちらも若い頃の夢は金利生活でしたが、
いいですね。でも今は低金利時代ですから、金利生活をするためには、元金がいくら必要か考えると、結構莫大な金額になってしまいますね。それに残りの人生を考えると、そんなに莫大な金額で金利生活をするよりも、もっと少ない金額でも、取り崩し生活でなんとかなりそうです。
ま、どっちにしても、手から口への生活なので、妄想ですが(笑)。