ある日、水槽をのぞいてみました。
水槽の隅の部分。ポンプの管とガラスの壁面の狭い空間に、ラズが縦になって、アタマを上にして浮いていました。微妙にカラダをねじって固まった状態で浮いている…と言うか、漂っているというか、まあそんな感じ。
異様な感じがしたので、よく見てみました。
まず、体色がいつもとは違います。いつもは濃いオレンジ色をしているのですが、この時は、真っ白でした。エラを見てみると、動いていません。目にも生気が感じられません。
ガラスの壁面を軽く叩いてみました。……何の反応もありません。少し強くガラスの壁面を叩いてみましたが、全く動きません。
『星になってしまった…!』 そう判断しました。
そこで、水槽から取り出そうと思いましたが、なにしろ狭い場所にいるので、ピンセットで、そこから掻き出してから取り出そうと思い、カラダをピンセットで突いて動かしたら…ノソ~っと動き出しました。
あれ? と思っていると、ゆっくりと泳ぎだして、水槽の底にいつものように沈みました。白かった体色も徐々にいつものオレンジ色に戻って行きました。
どうやら、死んではいなかったようです。でも、寝ていたわけではなく、気絶していたようです。もしかすると、仮死状態だったのかもしれません。おそらく呼吸はしていなかっただろうし、心臓も動いていたかどうか怪しいです。
それから数日経ちましたが、とりあえずラズは元気なようなので安心していますが、それでも一時は仮死状態にあったわけで、一体ラズに何が起こったのでしょうか? 心配しなくもいいのでしょうか?…と言って、心配したからと言って、何が出来るというわけではないのですが、…それでもやはり心配です。
魚類の健康状態なんて、なかなか分からないからねえ…。とにかく、ラズが死んでなくて、よかったです。
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