…誰を? ミカンを…です。素赤オランダ獅子頭のミカンを入院させました。
理由ですか? はい、メダカにやたらと突っつかれるからです。メダカに突っつかれるので、避難のための入院をさせました。
と言うのも、やたらめったらメダカに突っつかれているために、ミカンはだいぶストレスが溜まっているようで、ストレス解消のためでしょうか? 他の金魚たちに、いらないちょっかいを出して、憂さ晴らしをしているんですよ。いじめられるストレスを、他の子をいじめることで解消しているんですね、まったく。危険人物なんです。ですから、隔離です。
じゃあ、なぜミカンがメダカに突っつかれるのか…ミカンをよく見てみると、ちょっと尾ビレなどが白くなっているんですよ。どうやら細菌性の感染症にかかっているようです。それで、感染症のためにミカンのカラダからにじみ出た体液(まあ、ほぼ膿…つまりタンパク質…ですね)を食べるために、メダカがミカンを突っついているようなのです。
つまり、今のミカンは、メダカから見れば、回転寿司のレーンのようなもので、そのレーンの上にあるお寿司(膿)をメダカがいただいている…という事になります。
まあ、夏は暑かったですからね、ストレスがたまって、ミカンが細菌性の感染症に罹患しても不思議はありません。
今回はメダカに拍手です。だって、そんな小さな病変、人間ではなかなか気づきません。メダカはミカンを突っつくことで「この子は病気ですよ」と知らせてくれたわけですからね。
とりあえず、ミカンは入院です。隔離ついでに、塩と抗生物質とメチレンブルーの溶け込んだ、強い薬液に丸1日漬け込みました。強い薬液なので、1日がせいぜいだと思います。
退院後は、ひとまず安穏としております。ただ、金魚も夏バテの出るこの時期での入院治療ですから、養生が大切です。毎年思うのですが、金魚たち全員が無事に夏を越すことを願っている。今年こそ…といつも思うし、今年も当然そう願っているわけです。なんとかミカンも健康を取り戻して、今のメンバーでお正月を迎えたいと願ってます。
蛇足 ウチの金魚たちは、オタキサンとミドリが黒系金魚で、ヤヨイとエナが白系金魚で、唯一ミカンだけが赤系金魚なんです。その赤系のミカンが入院してしまうと、途端に水槽が地味になります。まるで葬式みたい(笑)。だって、水槽の中が白と黒なんだもん。やっぱり、赤い金魚って大切なんだな。
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