さて、今度は誉めていきます。
ベリッシマの良い点
メインレストランの料理が美味しい ベリッシマのメインレストランで出される料理は地中海料理です。もっとざっくり言うと、イタリア料理を中心にフランス料理、スペイン料理、ギリシア料理の要素が入った料理です。ほんと、どの料理も美味しいですよ。おまけにベリッシマの料理は一皿が少なめなので、たくさんの種類の料理を食べることができるのも嬉しいですね。まあ、下手に多国籍料理でないのも良いと思います。ダイヤモンド・プリンセスのメインレストランは、アメリカンな多国籍料理って事で、奇抜で奇天烈な料理もあって、予想を悪い方向に裏切る料理が出てくる事もあります。私も注文はしたけれど、ひとくち食べで「もういいや」ってなってしまった料理もあります。
ベリッシマは、ビュッフェの料理が残念な分、ちゃんと食べたければ、メインレストランに行くべきだと思います。ほんと、メインレストランの料理は、どれも美味しいんですよ。
シャワールームの仕切りがドアである シャワールームの仕切りが、一般的なカーテンではなく、透明なドアです。シャワールームと洗面所をきちんと分けられますので、床が無駄にビショビショにならず、快適です。実に素晴らしいです。
船が揺れにくい かなり海が荒れている時でも、ベリッシマ号はあまり揺れません。全く揺れない…とは、さすがに言いませんが、船が大きい分、本当に安定していて、揺れにくいんです。クルーズ船は、一般的にグレードが低いほど、船が大きくなるので、揺れなくなるんですよ。船って揺れると…地獄だよね。そういう意味では、揺れにくい船というのは、かなりのアドバンテージになります。ダイヤ号は…普通に揺れます(残念)。
では、ダイヤ号には良い点は多々ありますが、その中から特徴的なモノを取り上げたいと思います。
ダイヤの良い点
バイリンガル船である ダイヤ号は外国船ですから、基本的に船内言語は英語です。しかし、日本発着便のダイヤ号に限っては、船内言語は英語と日本語のバイリンガルとなります。スタッフも日本語が出来る人(レベルは多々ありますが)が配置されていますし、船内アナウンスやショーのMCも英語と日本語で行われます。英語が苦手、日本語しか話せない…なんて人も、そんなに心配する事はないのがダイヤの特徴です。しかし、その一方で、日本語が通じてしまうので、船内でちっとも英語が使えず、英語の学習にならないと言った弱点もないわけではありません。実際、船内では日本語が飛び交うので、私の脳みそが、いつまで経っても英語脳に切り替わりませんでした。それはそれで贅沢で厄介な話です。
メダリオン 一種の小型発信機なわけですが、これが従来型のクルーズカードの代わりになります。さすがに発信機だけあって、単なるカードよりもずっと高性能で便利です。オーシャンナウというサービスがありますが、あれもメダリオンあってのサービスです。スマホ経由で、料理やドリンクを注文しても、すぐに今いる場所に持ってきてくれます。船内のどこにいても、ビュッフェにいるような感覚になります。いや、自分でサーブをしなくてもいいのですから、ビュッフェよりも快適かもしれません。メダリオン、万歳です。クルーズカードじゃあ、こんなサービスは無理ですね。
ウェイクショー 船内テレビで毎日放送される情報番組ですが、毎朝見ていました。ほんと便利で必見番組でした。確かに必要な情報はプリンセス・パター(船内新聞)に書いてますが、それよりもこの番組を見る方が、楽に情報が入手できます。活字って、案外、目が滑るんだよね。ウェイクショーは、毎朝の楽しみの一つでした。
ハンバーガーが本当に美味しい とにかく美味しいのです。船内のハンバーガーは、どこのどれを食べても美味しいです。専門店で食べても美味しいし、ビュッフェで食べても美味しいし、ルームサービスを頼んでも美味しいし、オーシャンナウで頼んでも美味しいです。さすがはアメリカ船です。ハンバーガーにはこだわってます。
そして最後に、両船に共通して素晴らしい点をあげておきます。
共通して良い点
実はコスパが良い クルーズ旅行と聞くと、高価で贅沢な旅行と思われがちだけれど、1泊あたりの値段で考えると、ベリッシマとかダイヤとかなら、通常の旅行と同じか、むしろ安いです。宿泊代金に加え、移動に必要な交通費や、食べ放題飲み放題の費用、ショーやイベントへの参加料金、そんなあれこれまでクルーズ代金には含まれているのです。それを考えると、むしろ旅行としては安いくらいです。ただし、2泊3日…ってわけには行きません。どうしても旅行日数は長くなりますから、トータルで考えると、それなりの金額にはなります。
シアトリカル・ショーが素晴らしい シアトリカル・ショーというのは、作り込まれたブロードウェータイプのミュージカルショーの事です。生バンドの伴奏で、複数の歌手と大勢のダンサーたちで魅せるショーです。このシアトリカル・ショーに関しては、ベリッシマ号もダイヤ号も実に素晴らしいです。このショーを毎日見られるだけでも至福なのです。
移動していることを意識せずに目的地に着ける やっぱりクルーズ船の一番の魅力は、移動を移動として意識せずに、旅を楽しみながら目的地に着ける…という点でしょうね。通常の旅では、移動が伴います。移動って(一部の乗り鉄を除けば)退屈だよね。狭い座席に押し込まれて、身動きすらままならない状態で何時間も過ごすわけです。その点クルーズ船なら、移動時間も娯楽時間です。プールに行ってもいいし、ショーや映画を見てもいいし、散歩しても、ジムで筋トレしても、ショップでお買い物してもいいんです。移動している時も楽しいのがクルーズ船なのです。そして、荷物を船内に置きっぱなしにして、手ぶらで観光できるのもクルーズ船の魅力なのです。
非日常が楽しめる 日頃体験できないことが体験できるという“非日常”もありますが、日常生活から開放されるという旅でもあります。特に主婦の役割を担っている人(主に女性)にとっては、掃除・洗濯・炊事等の家事から開放される日々が送れます。男性も帰宅のことを考えずに、好きなだけ飲んだくれられます。非日常が体験でき、日常から開放される…のが、クルーズ旅なのです。
そんなわけで、結論は、個性があって、それぞれに得意不得意はあるけれど、クルーズ旅行は、とても楽しい旅で、だからリピーター続出な旅なのだという事です。
一度行ったら、ほんと、病みつきになりますよ…ただし、船酔いしにくい人に限りますが(どうしても、船は揺れるからね)。一度乗ると、下船するのが悲しくなるし、下船したら…クルーズ・ロス…と言うか、また乗りたくなるのが、クルーズ船なのかもしれません。
これで2026年夏のクルーズ旅行の連載は終了です、お疲れ様でした。
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