ギンザは幼い緋ドジョウです。大きさは、当初は、ほぼマッチ棒サイズでしたが、最近は成長して、ほぼタバコサイズになりました。カラダの緋色がかなり濃いのが特徴です。
ドジョウという生き物は、金魚と違い、かなり精神的な生き物で、臆病で神経質で仲間思いの生き物で、基本的に群れを作って生活するタイプの生き物です。ただし、精神的にも肉体的にもタフなので、孤独だからといって死んでしまう…という事はありませんし、体調が不調になっても、なんとか持ち直してしまう強さも持っています。
とは言え、基本的には寂しがりやの臆病者ですから、そこは気を使ってやらないといけません。我が家に緋ドジョウを迎える時も、必ず複数匹同時に迎えるようにしていました。そうすると、同時に迎え入れた子たちで小さな群れを作って、水槽の中でも比較的安心して暮らしているようだからです。
なので、今回だって、本当は複数匹の緋ドジョウを迎え入れるつもりでしたが、何の因果か、今回の緋ドジョウはたった1匹だけしか迎え入れることができませんでした。そんなわけで、ギンザが我が家にやってきた時は、孤独な状況となってしまいました。
迎え入れた当初は、水槽の物陰にずっと隠れていました。緋ドジョウって、あまり物陰に隠れたりはしない生き物なので、よほど水槽の他の子たちを警戒していたのだろうと思われます。
しばらくして、身の危険がない事が分かったのか、段々と姿を表すようになりましたが…姿を表しても、常に1匹、孤高な存在となっています。
水槽には他にも緋ドジョウが1匹います。ジャナイです。しかし、ジャナイとギンザが仲良くしている姿は見られません。同じ緋ドジョウですが…大きさが全然違うので、同じ種類の生き物として、互いを認識できていないのかもしれません。なにしろ、ギンザはようやくタバコサイズになりましたが、ジャナイは太めの万年筆サイズですから。全然違うんですよ。おまけに体色も、ギンザはほぼオレンジ色ですが、ジャナイは乳白色ですし(笑)。互いを同種であるとは認められなくても不思議はありません。
そんなわけで、ギンザは孤高に生きています。孤独な生活をしています。どうにかしてやりたいとは思うものの、緋ドジョウってなかなか入手困難な生き物なんだよね。まあ、しばらくはギンザには孤高でいてもらうしかないのかな?って思ってます。
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