Apple Watchが手元に届いたので、さっそく使ってみました。
まず、初期設定やらなんやらは、とても簡単。iPhoneに現れる指示に従って行えば、何も迷いません。そう、Apple WatchはiPhoneからあれこれ設定しますので、iPhoneを使用しているという前提があるみたいです…ってか、実際に使っていくと、Apple Watchは単体で使うモノではなく、あくまでもiPhoneとの組み合わせで使う前提のガジェットのようです…ってか、ほぼほぼiPhoneのリモコンだと思いました。
つまり、本体であるiPhoneはカバンの中にでも入れておいて、iPhoneの操作を、手元のApple Watchでする…って感覚なんです。だから、単なる時計ではないのです。
とは言え、Apple“Watch”ですから、まずは時計としての使い勝手について書いてみると…まずは問題なく使用できます。モデル3はバッテリーの節約のために、普段は画面を消灯していて、必要な時に時計を呼び出して時間を見るという動作が必要だったそうですが、モデル5はいつでも文字盤が見えているので、普通の時計の感覚で使用できます。腕時計って、チラ見をする事があるじゃない? モデル3はそのチラ見ができなかったそうですが、モデル5は問題なくチラ見が出来るのが(当たり前だけれど)ありがたいです。
装着感は…軽いです。24時間付けていても(実際は充電中は外します)気にならないでしょう。
文字盤のデザインはたくさんありますし、アレンジもできます。デジタル表示もアナログ表示もできるし、あれこれアプリのショートカットを貼り付ける事もできます。自分で撮影した写真を文字盤に使用する事もできるので、自分だけのApple Watchが作れます。カスタマイズ好きにはたまらないですね。
時刻の正確さは…ほぼ正確ですし、時刻合わせの必要はありません(し、できません)。iPhone同様に、ネット経由で正しい時刻を習得しているんでしょうね。
いわゆる“電波時計”も、時刻は理論上、正確なはずですが、実際は数秒~数分の狂いが生じるものです。電波時計がうまく電波を拾える地域に住んでいるのなら問題ないのかもしれませんが、私の地域では、それがちょっと難しくて、電波を拾うのにミスをする時計も多く、長期間電波を拾えずに、時刻表示が狂ってしまう時計がままあります。また、電波をうまく拾えても、拾った時刻を表示するメカ部分との間の連携が甘いと、表示される時刻が不正確になりがちです。なので、たとえ電波時計であっても、定期的に時刻合わせが必要なのです。そこへ行くと、Apple Watchは、時刻合わせが不要だし、できないので、時刻管理はとても気が楽です。
アラームとかタイマーとかストップウォッチのような、普通の時計にも付属しているような機能は、もちろんあります。画面で操作できるので、小さなボタンやリューズ等で操作する通常の時計よりも設定が楽ですし、妻などはSiri経由で音声を使ってセットしている(例えば「3分測って!」と言ってタイマーを設定してます)でもできるので、かなり便利です。
そもそも表示がディスプレイなので、暗い所でもよく見えます。逆に暗くなくてはいけない場面(映画館とかでは、明るいままのApple Watchでは迷惑です)では“シアターモード”というモードがあって、画面を暗くして、通知をオフにできる機能があるので、TPOに合わせた使い方ができます。
つまり、普通の時計ができる事は、ほとんどできますし、それもかなり便利に簡便にできるのです。ま、Apple Watchは時計として、かなり優秀って事です。
心配されるバッテリーに関しては、まあ大丈夫です。私は帰宅してすぐに充電スタンドにApple Watchを置き、入浴して風呂から出てくるまでの2~3時間程度をApple Watchの充電時間にしています。風呂上がりにバッテリーを100%にしたものを、その後ずっと身につけて、寝ている間もずっとつけ、翌日の仕事からの帰宅まで、ずっとつけていても、バッテリーは足りています。足りているどころか、充電直前の時ですら、バッテリー残量は40%程度残っているので、まだまだ使えるみたいです。
カタログ的には、Apple Watchのバッテリーの持続時間はフル充電から18時間という事になっていますが、まだ新品という事もあるのか、なんか使えちゃってます。ネットを見ると「Apple Watchは壊滅的にバッテリーがもたない…」という報告もありますが、それは使い方次第なのかもしれませんし、バッテリーの個体差なのかもしれません(なにしろアメリカ製品だもの、品質管理はアマアマだよね)。
私はアタリを引いたのかもしれません。だとしたら、うれしいな。とにかく、一日一回の充電で十分使えているんです。
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