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ラミがお供を連れて、やってきました

 隣町の金魚屋さん(私にとっては初めての店)から、桜東錦のラミを、5匹のイシマキガイと一緒に迎え入れました。ラミは1380円で、イシマキガイは5匹で550円でした。

 桜東錦…? 桜というのは、透明鱗の金魚を言いますが、そもそも東錦って、透明鱗なんですよ。透明鱗でなければ、三色オランダになってしまいます。だから、東錦はすべて透明鱗なので“桜”となります。それなのに“桜東錦”というお店の表記を見て、金魚の種類の定義的に「???」となってしまいました。

 でも、お店側の気持ちは、ちょっと分かります。というのも、ラミはパッと見、更紗オランダなんです。体色は、ほぼ白と赤です。それが透明鱗だから、桜と付けたいのは分かります。だったら、桜オランダとか言えば良いんでょうが、黒もちょっとだけ入っています。白と赤と黒の体色で、透明鱗のオランダは東錦ですから、ラミは東錦なんですが、ほぼ白と赤なので、透明鱗とは関係なく“桜”と呼びたくなったのでしょう。

 実際、ラミの黒って、両目の部分にしか入ってません。カラダには入っていないので、厳密には東錦かどうかってのも、怪しいと言えば怪しいのかもしれません。

 ちなみに目に黒が入っているため、左目は眼が円ではなく三角に見えます。右目は黒目で白目がありません。まあ、そんな感じで変なふうに黒が入っているのです。

 さらに言うと、オランダ体型なんだけれど、ちょっと寸詰まりのチンチクリンで、らんちゅうっぽい体型(きちんと背びれはあります)になっているし、頭部の肉瘤は中途半端に小さいし、アゴの部分に、本来は無いはずの、小さな肉瘤があって、正直、体型的には美しい金魚ってわけではありません。いや、同時に水槽にいた、他の子と比べると、ぶっちゃけ「ブサイク」だったりします。

 元気だけれどブサイク…そんな子はおそらく売れ残ってしまうでしょう。きっと、誰にも買われないままで終わってしまうでしょう。それは、少し、悲しいです。

 ウチの水槽には、ブサイクな子はいます。今もいますし、今までもたくさんいました。ブサイクでも可愛いし、命としては同じく尊い存在です。なので、そんな、めったに見かけないレベルのブサイクなラミを我が家に迎え入れることにしました。

 ブサ可愛い子を愛でるのは、私の趣味でもあります。

 そんなわけで、ちょっと珍しいタイプの金魚であるラミですが、我が家に迎え入れることにしました。元気で長生きしてほしいですね。

蛇足 そんな感じで迎え入れたラミですが、お店にいた時に全くそんな素振りを見せていなかったのに、我が家にやってきた途端に、お尻を上にして浮かんでしまいました。これって、軽度の転覆病の症状なのです。転覆病は、まだ軽度のうちは尻を上にして、真下を覗き込むようにして泳ぐんです。やがて病状が重くなると、腹を上にして、水面に浮かび、下に沈むことができなくなります。我が家に迎え入れた途端に、病状を発症させるなんて…あまり長くはいられないかもしれません。ほんと、少しでも元気で長生きしてほしいです。

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