パソコンは買っただけでは使えません。色々と環境を整えてやらないと使えるようになりません。これをセットアップと言います。
とは言え、私が購入したLIFEBOOKはメーカー品なので、そのあたりはかなり簡略できるようになっています。そういう意味では初心者に優しいのです。
私自身、ノートパソコンのセットアップをするのは久しぶりなので、面倒がらずに取説を見ながら真面目に(笑)にセットアップをしてみました。
昔と違うのは、ネット接続が大前提になっているという事でしょうね。私は昔の人なので、セットアップの時にLANケープルを刺して行いましたが、Wi-Fi環境があるのだから、別に有線で行う必要はなかったなあ…と後で思ったくらいです(無線の方が、あれこれ楽だよね)。
セットアップをして面食らったのは、ノートパソコンが勝手に職場のパソコンと同期してしまった事です。おかげで、細かな設定をせずに済んで楽だったけれど、なぜに職場のパソコンと同期しちゃったんだろ? おそらくはマイクロソフトアカウント(今更ですが、Windowsはマイクロソフト社の製品ですね:笑)が共通だったからだろうけれど、だったら自宅のメインパソコンだって同じアカウントなので、こちらと同期しても良いだろうに、なぜ、こちらに同期しなかったのか? 同じネットワークにぶらさがっているのにね? ちょいと不思議です。同期するなら、ノートパソコンは私用のサブパソコンとして使うのだから、自宅のメインパソコンと同期して欲しかったなあ…。
セットアップで違和感を感じたのは、BIOSの設定がなかった事。電源入れたら、いきなりWindowsのセットアップだったよ、びっくりしちゃいました。さすがメーカー品。
Windowsのセットアップと富士通のユーザー登録は真面目に行いました。ユーザー登録ってのは、ハガキでやるもの…と信じていましたが、今はオンラインでやるんですね(そりゃ当然か)。
セットアップが一段落したところで、デスクトップの整理を始めました。だって、このノートパソコンは私用だもの。仕事パソコンとして使っている職場のパソコンのデスクトップがそのまま再現されていても、そりゃあ使いづらいわなあ…。
で、整理していて気づいたのは、Windows11では、デスクトップは、他のパソコンと共有(同期)するので、インターネットショートカットや文書ファイルを置くと便利な場所であって、アプリのショートカットはデスクトップに置かずに、タスクバーにピン留めする方が良いみたいだね。と言うのも、デスクトップにアプリのショートカット置いても、リンク切れを起こすだけだから、デスクトップの使い方の発想を変えないとダメだな。
最初こそはタッチパッドをおとなしく使っていましたが、やはり使いづらいです(涙)。我慢の限界を越えてしまったので、サクッと、手持ちのBluetoothマウスを接続してしまいました。やっぱ、マウスだよね。
初期状態のままだと、画面が明るすぎて青すぎて不快だったので(いわゆる、ブルーライトがガンガンに照っている状態なのよ)、さっそく照度を下げて画面を暗くして、暖色を加えてみました。いわゆる“画面の色温度”を下げたわけです…ってか、昔のパソコンには色温度の設定画面があったのに、今のパソコンには無いのにビックリです。昔から、色温度は低めが好みなのですよ、私。その方が目に優しいのよ。
それにしても何度も再起動したけれど、起動がめっちゃ速いね。これ、昔のパソコンならスリープから回復するのと同じくらいの時間で起動しちゃっているような気がします。それくらい、感覚的にすばやく起動します。すごいすごい。
私にとっての必携アプリである“Google日本語入力”“紅皿”“秀丸エディタ”の三点セットと BOX Driver をインストールしたので、ほぼこれで無敵状態となりました。これでどこへ行っても遊べるぜ。実際、今、この記事もノートパソコンで書いているくらいだし…ね。
ノマドが出来そう…。
使い勝手は…悪くないです。まだ新品なので、ちょっと日本語変換がお馬鹿な事と、Deleteキイの位置がデスクトップのキイボードと違うのに慣れないくらいですね。あと、テンキーがあるので、キイボードのセンターとマシンのセンターがズレているのが、ちょいと気になるくらいです。私は、パソコンを使用する時に、キイボードは基本的に見ませんので、打ち始めて、なんか画面に訳の分からない呪文が現れてはじめて、ホームポジションがズレている事に気づきます(笑)。
キイタッチは深さは十分です。私はキイタッチが強い人なので、もう少し硬いタッチの方が好みだけれど、まあ許容範囲です。少し柔らかいくらいの方が、長時間の作業を考えた時は良いのかもしれませんね(プラス思考で考えましょう)。
ちなみに、職場のパソコンや自宅のメインパソコンと較べても、CPUはだいぶ速くなったはずですが、相変わらず(親指シフトイミュレーターである)紅皿は、おバカでした。変換のスムーズさを考えると、やはり、ヤマブキの足元にも及びませんが、ヤマブキはシステム等には入力できないので、その辺りの利便性を考えると、紅皿一択なのだけれど、普段遣いでストレスがちょっぴり溜まってしまうのは、どうにかならないものかと思わないでもないです。まあ、でも、無料アプリに何文句言っているんだって話ですね。
それにしても、メーカー品なので、不要なソフトやアプリが山盛りてんこ盛りに入っていました。暇を見つけては、それらの不要アプリを削除して、SSDの空きを作ってます。とは言え、昔と違って、パソコンに入っているのはショートカットだけというのも多くて、昔ほどはストレージを逼迫させていませんでした。ただ、昔と違うのは、これらのおまけアプリの大半がサブスクで、最初の数ヶ月こそ無料ですが、やがて使用してもしなくても料金が発生してしまうものが結構ありました。サブスクの落とし穴…だね。一つ一つが数百円の使用料であっても、まとまると月に何千円にもなって、結構な金食いパソコンになってしまいますので、そういうアプリはサクッと削除です。きっと情弱な方は、知らないうちにこれらの上納金を収めちゃうんだろうなあ…。
昔はリカバリーディスクと呼んでいたものを、現在では“回復ドライバ”と呼び、USBメモリを用意して、自分で作らないといけないので、頑張って作ってみました。
ううむ、約2時間ぐらい掛かったよ。おまけに、最初は作成に失敗してしまいました。これはあまり初心者には優しくないので、メーカー品だったら、やっぱり昔のようにリカバリーディスクなり、ドライブなりを添付しておいた方がいいんじゃないかと思いました。
ひとまず、2日ほど、あれこれいじっていたら、だいたいの作業が終わってしまいました。昔は、なんだかんだ言って、一週間ぐらいの時間をかけて、好みの環境を作っていた事を考えると、だいぶ便利になったと言えますが、その分、楽しみが少なくなったとも言えますね。
昭和は遠くになりにけり…です。
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