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水槽で流行っている事

 年末年始から、我が家の水槽では、二つの事が流行っています。それは「トーテムポール」と「背面泳法」です。

 「トーテムポール」とは水槽の隅で、金魚が段々に重なって人間様の様子をうかがう姿です。たいてい、一番下がカエデで、その上はチヅル、その上にブニョまたはキッカが来ます。たまにブニョとキッカが同時にやってくる時もあります。サツキはこのトーテムボールにはあまり参加しません。

 この四匹が四重の塔よろしく、縦に連なっている姿は、なかなかかわいいですよ。特に、一番上はたいていキッカなんですが、この子は背中が水面から出ちゃいますし、それが気になるようで、セビレをピクピクさせるのですが、そんな様子がまたまたラブリーです。

 「背面泳法」とは文字通り「背面泳法」で、つまり腹を上にしたまま泳ぐもので、これを主に行うのは、リューキンズ(チヅルとサツキ)の二匹です。最初見た時は、ギョっとしました。だって、転覆病になったのかと思いましたもの。でも、どうやらそういうわけではなく、半分遊びで、半分勢いで、背面泳法をしているみたいなんです。

 例えば、スイスイと泳いでいて水槽の壁面近くになると、普通の子は右か左に曲がるのですが、リューキンズは上に行って、背面泳法で後ろに進んで、やがて横転して、通常の姿勢に戻ります。

 例えば、地面に落ちているエサを食べるため、頭を下にした逆立ち状態になった後、普通の子は、頭を持ち上げて普通の状態に戻りますが、リューキンズはそのまま背面泳法に切り替わって後方に進んでから横転して元の体勢に戻ります。

 また例えば、水面に浮かぶエサを食べる時も、食べ終わると、そのまま後方にでんぐり返しをして背面泳法になってから姿勢を立て直します。

 つまり、リューキンズは、縦回転という運動を結構するんです。で、その途中で「背面泳法」を披露するんですよ。

 最近は見慣れたので、リューキンズが背面泳法をやっていても「やってるやってる」と冷静に見れるようになりました。

 もっとも、チヅルは時々、背面泳法の途中で休憩しちゃう事があるみたいなので、もしかすると、軽度の転覆病にかかっているんじゃないかと疑うこともあるのですが…。本当に転覆病にかかってしまうと、自力で普通の姿勢に戻れないし、無理やり普通の姿勢に戻しても、すぐに転覆してまいますが、とりあえず、リューキンズたちは、腹が上になっても、自力で姿勢を戻せますし、戻せば、後は普通にしてられるので、やっぱり趣味で背面泳法をやっているみたいなんです。

 この「背面泳法」。元々はチヅルだけがやっていたのですが、それを見たサツキがどうやらマネをし始めたようなんです。ちなみに、一時期、キッカもマネしていたみたいなんですが、どうやらキッカは背面泳法が苦手なようで、しばらしくすると、マネをしなくなりました。やっぱり背面泳法は、琉金じゃないと難しいみたいです。

 最後に、水槽の緋ドジョウちゃんたちから、新年の挨拶だそうです。

 「今年も、私たちをよろしくお願いします」

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コメント

  1. Cecilia より:

    あ、珍しく写真が~!(笑)
    緋ドジョウってどんなだか見てみたかったのですが、
    ご挨拶恐れ入ります。
    正面から見ると口をぽかっと開けて、ぷくっとした感じがして可愛いですね。
    癒されます。

    トーテムポールも見たかったりして・・・。(笑)

  2. すとん より:

    >Ceciliaさん

     緋ドジョウってドジョウですよ(笑)。魚屋で売っている、ああいう長い奴。ただ、アレは“マドジョウ”と言って食用の子たちです。以前ウチにいたセボネマガリなどもそうです。

     緋ドジョウはご覧のとおり、形はドジョウですが、色と性質がちょっと違います。色はご覧のとおり、ベージュ~オレンジ系の色です。体調が良いと濃いオレンジ色になりますが、体調が悪い時は限りなく白っぽくなります。体調が体色で分かるので、管理しやすい生き物なんです。

     性質はこのように写真に写るところから分かるように、たいてい地表で生活してますし、騒音などにも鈍感です。人もあまり怖がらないですから、ペットとして飼うには良い種類だと思います。ちなみに、一般的にドジョウは地中で生活する生き物なので、飼っても、ほとんど地中に隠れているし、音に敏感なので、ちょっとの物音ですぐに隠れてしまうし、人を極度に恐れますので、食用に向いてもペットには向きません(笑)。

     写真の二匹は、昨年我が家にやってきた子たちです。緋ドジョウたちはいつも複数でグループを構成しながら活動をしています。結構かわいいんです。

    >トーテムポールも見たかったりして・・・。(笑)

     水槽って、写真をとるのが難しいんですよね(笑)。おまけにカエデは人が見ていると分かると、すぐに“サバ”に変身してトーテムポールを壊しちゃいます(真下から水面まで一直線に駆け上がって、他の子たちを強制排除します:笑)し…。

  3. sakura より:

    わ~、緋ドジョウってこんなに可愛いんですか?!
    てっきり普通のドジョウっぽい姿だと想像していたので、こんなに可愛いなんてビックリしました。
    色も綺麗だし、口がなんともいえず愛嬌ありますね。

    他の住人さんたちもぜひ紹介してください^^
    ・・・カエデくんが邪魔しちゃうんですね(笑)

  4. YOSHIE より:

    や、や、や!これは〜…癒し系ですね〜〜!

    緋ドジョウは、ルー大柴さんも飼っていて、
    新聞のペット紹介にバーンと出てました〜。
    ルーさんも緋ドちゃんズをすごく愛してるようでしたよ〜。
    実に、愛らしいですもんね…。

  5. すとん より:

    >sakuraさん

     他の子たちも写真を取りたいのは山々なんですが、金魚の写真って実に難しいんですよ。水槽の中なのでピントは合いづらいし、実は水槽の中って何気に暗い上に、結構あの子たちの活動が活発なので、どの写真もピンボケや対象ブレの連続で、沢山とっても、どれもこれもガッカリな写真ばかりなんですよ。この写真は、なかなか良く取れた方なんです。

     ですから、金魚の写真をたくさんアップしている方のブログを見ると、いつも感心しています。どうすれば、あれだけ見事に金魚の写真が取れるんでしょうね?

     でもでも、緋ドジョウってかわいいでしょ、ラブリーでしょ。もちろん、写真は正面から取っていますから、こんな感じで、真横から見ると、やっぱりドジョウだから長いんですけれどね(笑)。

     あと、何気にかわいいのが“エサを抱えて食べているエビ”だったりします。

  6. すとん より:

    >YOSHIEさん

     ルー大柴さんも緋ドジョウを飼っているんですか? へー、やっぱりクラシック好きは目のつけどころが違うね。

     緋ドジョウって、その容姿も行動も実にかわいいんです。でも間違っちゃいけないのは、緋ドジョウはかわいいけれど、他のドジョウはどの子もマイペースですよ。たいてい、地中に隠れているし…。

     ウチも、今は、緋ドジョウ以外に縞ドジョウも飼ってますが、縞ドジョウはいつも地中にいるので、姿をほとんど見ません。たまに見かけると、なんだかその日一日がとっても幸せに過ごせそうな予感がするほどです(笑)。

     特に緋ドジョウは単体で飼うよりも、ある程度の数を揃えた方がかわいらしいかもしれません。と言うのも、この子たちは結構群れるんですが、その群れ方がまたかわいいんですよ。

  7. まきりん。 より:

    出遅れてしまいましたが…
    緋ドジョウ可愛いですね。
    昔から日本にいる種なのでしょうか。
    ちょっと興味が沸いたのでくぐってみますね。
    これからも時々水槽の住人達のお顔の写真アップして下さいね(^o^)

  8. すとん より:

    >まきりん。さん

     緋ドジョウの原産地ってどこなんでしょうね。私がちょっと聞いた話だと、品種改良で作られた人工的な種類だそうですが? でも、本当はどうなんでしょうね。

    >これからも時々水槽の住人達のお顔の写真アップして下さいね(^o^)

     あはあは…写真難しいです。でも、実は、先日、ブニョの写真撮影に成功しましたので、明日はブニョの写真をアップします、でも、期待しちゃダメよ(笑)。

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