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我々の目から何を隠したいのだろうか?

 最近は忙しくて、ニュースなど、ちゃんとチェックできていない私です。ですから、テレビから漏れ流れてくる情報をただ受動的に受け取るだけで、本当にダメな状態なのですが、そんな私の耳に飛び込んでくる情報と言うと、その多くは、いわゆる“モリカケ問題”です。

 一体、いつまでやるつもりなんでしょうか? 未来永劫、モリカケるつもりなのでしょうか? 聞けば、モリカケ問題のせいで、国会が空転していたとか? 空転の是非については、その間の事情を私は知らないので、その部分については批判しないし、必要があって空転してしまったのなら、それはそれで仕方ないだろうと思ってます。

 まあ、政治は国会だけで動いているわけではないし、いくら国会が空転していたとしても、政府も内閣も各省庁および官僚の皆さんも動いているわけだし(実際、私も最近、文科省詣をしたし…ね)、中央地方問わず公共団体の皆さんも忙しく働いているわけです。その中には、我々国民が知らなきゃいけない事、注意しなければならない事、それこそ報道で知るべき事柄ってたくさんあると思うのです。それらを差し置いて、モリカケ問題ばかりが報道されているわけで、あんなどーでもいいモリカケに報道時間の多くを割くことで、一体、何を隠したいのか、何を報道したくないのかが、とても気になります。

 マスコミは、モリカケを報道することで、我々を何から目眩まししているのでしょうか?

 何か国内問題で、我々が知っては(マスコミ的、および、そのスポンサー的に)マズい事でもあるのでしょうか? あるいは、外交問題で、国民の目をそらしておいた方が良い事があるのでしょうか? なんであれ、我々の国益とか国民生活とかに影響ある事が隠されているのなら、とても由々しき問題だと思うわけです。

 昨今、北朝鮮に捕虜にされていたアメリカ人が解放されましたが、捕虜にされている日本人(拉致被害者とも言います)の解放は、一体どうなっているのでしょうか? アメリカと北朝鮮の戦争は、いつ始まるのでしょうか? 東シナ海もきな臭いですが、武力衝突などは起こらないのでしょうか? アメリカからふっかけられている関税問題はどうなっていくのでしょうか?

 いやいや、この手の問題は、時間は少なくとも、一応、報道されています。肝心なのは、ちっとも報道されていない事柄でしょう。

 例えば、赤○は、共○党支持者たちの皆さんが購読されるのは当然ですが、地方のお役所の皆さん方の一部は、別に○産党支持でもなんでもないのに、共○党の市議の皆さんのお勧めで、○旗を購入せざるを得ない状況に置かれている事なんて、あまり大きく報道されていないけれど、政治資金という観点で考えるならば、これも結構大きな問題だろうと思うのだけれど、報道されませんよね。

 テレビ新聞が、どーでもいい事を大声で騒ぎ立てている時って、何か大切な事が起こっているんじゃないかと、心配になって、仕方ありません。

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コメント

  1. tetsu より:

    こんばんは。度々で失礼します。

    > 我々の目から何を隠したいのだろうか?

    思い出したのは高校(何十年前??)で聞いたプラトンの「洞窟の比喩」です。当時ナンノコッチャくらいでその後興味も縁もありませんでした。先日某TV放送をキッカケにリップマンの世論(岩波文庫)を見たら扉が「洞窟の比喩」でビックリです。
    こちらも未だに洞窟の中かもしれません。

  2. すとん より:

    tetsuさん

     私も洞窟の中にいる人間です。自分で積極的に情報を取りにいけず、第三者(主にマスコミですが)からの提供される情報しか入手できないわけですから。

     それゆえにこそ、しっかりとした情報を流して欲しいと思うわけです。

     なんだかんだ言っても、まだまだマスコミの力は大きいと思うし、ネットがマスコミに取って代わるようになるには、まだまだ時間が必要だろうし、いや、時間かけても変われないかもしれないし…だからこそ、文句を言いつつも、マスコミにはしっかりして欲しいと思っている私なのです。

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