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なんか、とんでもない事が起こっているようです

 クラシックコンサート関係の記事は、ただ今、鋭意執筆中でございます。明日あたりからアップできるといいなあ…なんて考えております。

 なので、今日は通常のエッセイ記事を掲載しますが、これはこれで時期を外しちゃいけない話題なのかもしれません。

 ただ今、日本の産経新聞が自社のウェブサイトに掲載したコラムが原因で、同社のソウル支局長(当時。現在は東京本社への異動となったそうです)さんが、韓国で在宅起訴され、出国禁止状態となっています。

 そのコラムと言うのが「朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?」というモノで、これは韓国の朝鮮日報という新聞に、2014年7月18日に掲載された記事「大統領をめぐるウワサ」を紹介したモノです。

 産経に掲載されたコラムの構造って、韓国の代表的な新聞(朝鮮日報)に掲載された記事を、日本の新聞社(産経新聞)が引用しつつ紹介し、それに産経新聞の意見を付け足したコラムとなっています。

 詳しくはリンク先の当該コラムを読んでいただければいいのですが、簡単にザックリと内容を紹介すると…、

 韓国の朝鮮日報によると、セウォル号事件の時に、朴大統領が7時間に渡って行方不明になっちゃったそうです。で、その7時間の間に、大統領が男性と密会していたらしいという記事が韓国で出たよ。どうも不倫らしいし、その男性の名前も実名報道されているよ。真偽はともかくとして、そんな記事が出るようじゃあ、朴政権はすでにレームダックだよね。

 という事なんです。つまり、朝鮮日報の記事を紹介しつつ、そういう記事が新聞に掲載されるようでは、韓国政権もかなりやばいよねという、コラム記事だったわけです。

 この産経新聞のコラムに対して、韓国は韓国国内法である「情報通信網利用促進及び情報保護等に関する法律」に違反しているとして、産経新聞社の前ソウル支局長を、在宅起訴し、検察当局での複数回に渡る取り調べと、軟禁状態とも言える出国禁止措置にしているわけです。

 で、どうやら韓国側が法的な根拠としてあげているのが、同法第44条(情報通信網での権利保護)にある

>(1)利用者は、私生活侵害または名誉毀損等他人の権利を侵害する情報を情報通信網で流通させてはならない。

 と、同法第44条の7(不法情報の流通禁止等)にある

>(1)何人も、情報通信網を通じて、次の各号のいずれかに該当する情報を流通してはならない。
>2. 人を誹謗する目的で、公然と事実や偽りの事実を暴露して、他人の名誉を毀損する内容の情報

 という部分らしいのです。つまり「ネットで他人のプライバシーを公表しちゃダメ」と「ネットで他人の名誉毀損をしちゃダメよ」という、まあ条文そのものは、至極まっとうなモンです。

 でもね…

 “外国の新聞社が、外国のサーバーを利用して、その国の言葉で、その国の人々に向けてアップした記事”について、国内法を適用しちゃうって、そもそも、おかしくない?

 確かに他人の名誉を傷つけるは良くないけれど、朴大統領は公人であって、その公人の執務時間内の行動に関して、それも緊急な事件(セウォル号沈没)が起きた時の行動に関して、その国の報道機関が取材をした記事を、引用して報道するのは、当然じゃない?

 元々の記事は、韓国の新聞社である朝鮮日報が韓国国内で韓国人に向かって韓国語で発行した記事なのに、その朝鮮日報には何のお咎めもなく、それを引用した産経新聞社だけが、違法に問われるって、法の適用方法がおかしいでしょ? 問題にするなら、産経新聞ではなく、引用元のオリジナルの記事を書いた朝鮮日報の方でしょ?

 自国の政権にとって不都合な事を書いたからといって、報道機関とそこに属する人が法に問われるって、自由民主主義の原理原則である、言論の自由はどこに行った?

 言論の自由が犯されていると言うのに、なぜ韓国のマスコミ一同は黙っている? 報道機関としての矜持はどこに行った?

 日本を含めた諸外国のマスコミや政府関係者が、今回の件に関して韓国に申し入れをしているにも関わらず、一向に態度を変えない韓国社会って、何?

 韓国は国をあげて反日で、日々、テレビラジオ新聞で、日本国、および、日本の天皇陛下、日本の総理大臣に関する、有る事無い事を垂れ流していて、当然、名誉毀損に類する報道だって、連日連夜行っているわけだけれど、それに関しては全く問題にしていないどころか、反日を奨励しているわけだけれど、そういうふうに他国のトップとか指導者の事は、平気で毎日のように悪く言っているのに、自国のトップに関しては、たとえそれが事実であっても、醜聞のたぐいは一切報道まかりならぬ…という韓国の態度って、ダブルスタンダードで、おかしいでしょ?

 とにかく、ありえないほど、おかしな事が起こっています。

 もしかすると、実は単純な話なのかもしれません。

 韓国の日々の反日活動の一つとして、日本の右翼系(笑)新聞である産経新聞に対して、いじわるしているだけなのかもしれません。なにしろ“愛国無罪”って公言しちゃう人たちですからね。で、思わずやりすぎちゃって、世界中から「やりすぎだろ?」って言われても、いまさら振り上げた拳をどうおろしてよいかが分からず、未だにボコボコにし続けているだけかもしれませんが…。

 それにしても、今回は、そのやり口がひどすぎます。

 まず、一刻も早く、前ソウル支局長さんを日本に帰国させてもらわないと…。出国禁止にして、何度も当局によびつけるなんて、いやがらせ以外の何モノでもないですね。彼らって、言論の自由ひとつ守れない人々ですからね~、前ソウル支局長さんの人権とか身柄の安全とか、どの程度、保証されているのでしょうか。

 今回のおかしさは、仁川のアジア大会(これも相当におかしかった)どころの騒ぎじゃないですよ。やっている事は、独裁国家も真っ青な情報統制&身柄拘束でしょ? これをやっちゃあ、さすがに韓国は、もはや民主主義国家とは言えないじゃないの? ある意味、現在の韓国って、日本人にとっては、中国よりも、北朝鮮よりも、危険な国なんじゃないの?

 よく「話せば分かる」と言いますが、この国とは話しても話しても、絶対に分かってもらえない気がします。

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