実に久し振りに、ダンスの練習をしました。なんかもう、ダンスの練習は、月に一回あればいい方? これもヴァイオリン同様、ほとんど挫折状態です。私はなんとしても、週一回程度やりたいのですが、なかなかそうもいかず、こんなテイタラクです。ああ、グダグタだなあ…。
とにかく、今回は(も?)久し振りだったので、練習会場に着いて、色々とビックリした事がありました。まずは、練習会場から見える風景がガラっと変わっていました。前回までは隣の敷地は空き地で、地面には大きな水たまりがあったりし、遠くの景色がよく見えたのですが、約一ヶ月ぶりに行ったら、でかいマンションを建てている最中でした。いや、すでに建物は立っていて、これから外装内装の工事をするところでした。ビルなんて、あっと言う間に立っちゃうんだね。
それにしても、なんかなーって思ったのは、練習会場に入ったら、床にコンパネが敷きっぱなし…。コンパネってのは、かなり厚めのベニヤ板で、だいたいタタミ一畳程度の大きさの板です。工事現場でコンクリートを流し込む時の壁として使用する板なんだけれど、これが床に敷きっぱなしだったわけです。なんでも、前の団体がフラメンコの団体さんで、フラメントは床を痛めるので、練習の前に、コンパネを敷きつめて、その上で踊る事になっているそうなんだけれど…片づけ忘れ?なんでしょうね。 はい、私が全部片づけましたよ。昔、バイトで工事現場で土方仕事をした経験があるので、コンパネの扱いには慣れてますんで…。ついでに、ラジカセも電源入れっぱなし、ドリンクも一本忘れられていたし、ICレコーダーも忘れられていた。更衣室には、靴下が一足忘れられていた。たぶん、掃除もしていない。使い終わったら、使用した団体が床掃除をする事になっているのに…。
お互い気持ちよく使うために、使用上のルールは守ろうよ!
ブツブツ文句を言いながら、準備体操をしました。ああ、カラダが硬い(涙)。
まずはブルースから。カラダがだいたい覚えているので、なにげに踊れたけれど、ナチュラル・ピポット・ターンは、すっかり忘れていました。まあ、そんなモンですね。
ジルバは、ほぼ忘れてた。前回よりも忘れている度合いがひどくなっているような気がします。ステップは、ほぼ壊滅状態で、思い出す以前に踏めなくなっていました。毎週練習をしていた頃からジルバは苦手だったので、まるっきりできなくなるのも、そう遠くない話です。とにかく、ほぼ、ステップ関係はデタラメ。リズムに合わせて動く…そんなのは無理状態でした。結局、棒立ちになって、妻をクルクル回すので精一杯。ほぼハマジル状態。ジルバを踊るのは、もう無理かも。
ワルツは…とりあえず、カラダは覚えているようです。だから、音楽に合わせて動き出すと、なんとか踊れちゃいます。ただ、なんとか踊れているけれど、頭はワルツを忘れているので、自分で自分が何をやっているのかが分からないまま、なんか取り残されているような気分でワルツを踊りました。とにかく、勝手にカラダが動いてダンスしてます。これって良いことなのかな?
ただ、それっぽいダンスはしているけれど、決して美しくないし、それっぽいだけで、決してワルツっぽくは踊れていないようで、そこらへんをさんざん注意されました。とにかく、ワルツでは「2」では前進せず、ひたすら上に伸びる事を求められました。なので「2」の時の歩幅は、かなり狭くなるはずなのに、私は歩きすぎなんだそうです。
ワルツは、新しいステップ、ウィーブを習いました。これで、内側に切り込んで踊る事ができるようになれたそうです。ウィーブに関しては、YouTUBE画像をご覧になって納得してください。
それにしても、久しぶりの社交ダンスは、冬だと言うのに、汗をかいてしまうほど、カラダへの負担は大きいのでした。なので、おやつはやっぱり、ドーナツなんだな。しかし、ドーナツって、小麦と油と砂糖の妙なるハーモニーで出来ているよねえ。エルビスはドーナツの食べ過ぎで死んじゃったという都市伝説があるけれど…確かにこればっかり食べてたら死んじゃうかもしれない(笑)。それにしても、ドーナツには濃いお茶が似合うねえ。
休憩後はルンバです。ルンバは…全部はとても思い出せない(涙)。前回はどうにかなったはずのステップを、ほぼ忘れていた。やりながら思い出そうとするけれど、リズムも忘れているので、ついつい「1」で動いてしまいます。ルンバは「1」では動かないダンスなんだけれど「1」でついつい動いてしまうので、当然、リズムが逆になってしまいます。まるで、全然ダンスが踊れないオジサンのようになってしまいました。ワルツは踊れるレベルまでおぼろげに覚えていたけれど、ルンバは踊れないレベルにしかおぼろげに覚えていないようです。カラダがなんとか動こうとするのだけれど、それが全然駄目になっていて、ほぼルンバ全滅。
とにかく、一つ一つ覚え直すと、カラダが少し思い出してくれるのだけれど、ナチュラル・トップは、頭は覚えていたにも関わらず、カラダが忘れてしまったようで、全然動けなくなっていました。なので、今回はこれを重点的に覚え直しました。
で、最後はタンゴ。一通り…も、やれなかった。キレイに忘れていた。ほぼ、手つかず。またまたまた、ウォークからやり直し。習った覚えはあるし、練習もたくさんした覚えがあるけれど、全然出来ない。つまり、アタマもカラダもきれいに忘れ去った様子なんだね。なので、振り出しに戻って、ウォークから練習したけれど、ウォークをやっているうちに、時間切れで、今回の練習は終了。今回の練習は時間にして、約2時間。
妻に「ダンスのレッスンって、普通はどれくらい」と尋ねると「30分。または1時間かな」との事。一回30分のレッスンを毎週やっている人、月に一回を2時間やっている私では、レッスン時間は同じだけれど、一回30分のレッスンの人の方が絶対に上達するね。やはり、レッスンは時間の長さではなく、レッスンの回数とか頻度とかが重要なファクターだと思います。私だって、毎週練習をしていた時は、それなりに上達していたもの。今のように、ほとんど練習をしなくなったら、途端に忘れだして、退歩とか下落とかしだしたものなあ…。
やばり、毎週、コンスタントにやんなきゃダメだな。ほんと、ダメだな。月一の練習では、前進どころか、ドンドン後退し、退歩してしまう。ヤバイヤバイ。だけど、次回の練習は全く未定。なんか、イライラするわけです。
前の団体がちゃんと片づけをしてくれなくてイライラしたので、私は次の団体のために、きちんと片づけをしたよ。で、ラジカセも電源を切ろうと思ったのに、offにならない。どうやら、電源スイッチが壊れているみたい。やむなく、電源コード抜きました(笑)。
ダンスを学んでいる目標の一つが、ダンスパーティーに参加する事なのに、その目標の達成がドンドン遠ざかっていくのを、肌で感じます。あああ~。
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コメント
すとんさま
おはようございます。
もう、フルートにしておきましょうよお。
可愛い相棒じゃないですか。
わたしは先日、チャイコフスキーのロココをピッコロで吹いているyoutubeを見てびっくり!
ますますピッコロさんに暑くなるのでした。←暑苦しいだけ 笑
フルートが運命ですって!!
su_zanさん
>もう、フルートにしておきましょうよお
いやいやいや、可能な限り、手広くバリエーション豊かに人生を彩りたいのです。私は、スペシャリストではなり、ゼネラリスト志向なんです。“目指せ、器用貧乏!”ですって。
ダンスはやりたいんですわ。と言うのも、私の中では、音楽と舞踏と演劇は、トライアングルと言うか“三つで一つ”と言っていいほどに、密接で分かちがたいものと考えてます。少なくとも「踊れなきゃ音楽できないし、音楽できなきゃ踊れない」ぐらいには考えてます。だから、ダンスはやんなんと。
あと「演じられなきゃ歌えないし、歌うなら演じなきゃ」とも思ってます。
今はまだ余裕がないので、演技の勉強なんて、ほとんどできないのが残念なんだけれど、演劇にもいずれは手を出したいと思ってますよ(マジで)。
「ヴァイオリンは辞めても、フルートやっているから、いいや」と自分を納得させる事はできますが「ダンスを辞めても、フルートやっているから、いいや」とはならないんですよ。そこはね…ダンスは別物、なんですよ。
すとん様
なるほど!!
身体動かした方が確かにいいんでしょうねえ。健康のためにも。
わたしの詩と版画のようなものですね。
がんばりましょう!!
ちなみにわたしは運動嫌なんで。笑
su_zanさん
健康のためにカラダを動かした方が良いという側面もありますが、それだけじゃありません。
例えば、ワルツの曲を演奏する時、ワルツを踊れる人と踊れない人では、雲泥の差がある…と私は考えます。と言うのも、ワルツのリズムには楽譜には書き切れないサムシングが、それは踊るカラダが求めるリズムの揺れがあると思うのです。それはワルツに限らず、ダンス系音楽(クラシックにもたくさんあるでしょ?)って、たいてい、そんなもんだと思っているからです。
あと、歌系の曲もそう。原曲を歌えるか歌えないかは、大きく違うと思います。原曲の詩を知っているか、それは意味的にも音韻的にも母音の音色的にも知っている人と、ただの器楽曲として演奏するのでは、全然違うと思います。
そういう事です。
コメントを送信したつもりでしたが、送信されていなかったようなのでもう一度送信します。ダブっていたらごめんなさい。(*^_^*)
すとんさん、お疲れ様でした。
団体で使う場所は、やはりマナーが大切になりますよね。
私も似たような経験がありました。数年前、タバコ、ペットボトル、ビニール袋などが部屋に置き去りにしてあって、受付の方と雑談をしていると、犯人は中学生の団体だということが判明しました。いや、中学生にもなって、しっかりしてもらわないと〜ってとこですが。(苦笑)
というわけで、話がそれてしまいましたが、それでも次の団体の為に片付けるすとんさんに尊敬です。いまの多くの日本人にかけていますよね、思いやりの心。
それにしても、大変ながらもダンスを続けていらっしゃるすとんさん、素晴らしいと思います。私は、昔友達に誘われてやってみた以来、ダンスにご縁があまりないのです。
すとんさんの「ひとこと」、私も賛成です。これからの国際社会でな日本の存在感と発言力、そして先進国の一つとしての役割の為には、学校で教えるような片言の英語よりも、文化と教養が大切だと思います。日本の学力世界でもトップクラスですが、文化に関しては、外国人の方が良く知っていることもあります。日本人は、「日本の文化、教えて!」と外人から言われても、多くは黙ってしまうだけでしょうが、知り合いのインド人はインド料理や伝統衣服の着方を教えてくれたり、フランス人はお菓子を作ってくれたり、多様な文化をとっさに教えてくれるのです。やはりそこは、日本人が学ぶべきことなのでしょう。
長くなってしまいましたが、すとんさん、寒い日が続きますので、お体に気をつけてください。
YKさん、いらっしゃいませ。
ココログの仕様で、コメントを書き終えた後『確認』ボタンと『送信』ボタンが並んでいて、うっかり『確認』ボタンを押して送信してしまった気になる失敗は、よく耳にします。実は、私もその失敗をたまにするくらいです。申し訳ないです。
ダンスは…ちゃんとした教室で他人様から習っているわけではなく、場所を借りて妻が教えていますので…色々な面が“なんとなく?”な感じで過ぎちゃっているので、練習がちゃんと出来ないのです。自宅にダンスホールがあれば、悩まないで済む話なんですがね(笑)。
おっしゃるとおり、私たちは、豊かな文化を先祖から引き継いでいます。でも、その多くは、一部の人間が無自覚に引き継いでいるのが、現代日本の問題だと思ってます。私は、すべての日本人が、たとえ目録的であっていいので、日本文化の概要を知り、志のある人々がそれらを意識的に継承し、次世代につないでいく事が大切だと思ってます。それをしておかないと、やがて、文化的に侵略されたり、略奪されたりするんです。それはもう、すでに始まっているような気すらします。
外国人に日本文化を教えてと言われたら、私は、柔道と折り紙と寿司を教えるかな?