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今回からお仲間が増えました

 社交ダンスのレッスンを受けました。

 今回から、妻先生の社交ダンスのレッスンに、歌劇団のWさんが(Wさんの都合のつく時に)ご一緒する事になりました。Wさん、よろしくお願いします。

 さて、レッスンでは、私とWさんは別メニューなので、妻先生から交互に個人レッスンを受ける形になります。つまり、どちらかがレッスンを受けている時は、もう一人は休憩あるいはシャドウ練習をし、妻先生はフル活動と言う事になります。前回までは、私がシャドウをしていると、先生は暇ですから、ボーと暇そうにしていましたが、もともと運動不足解消のためにダンスを始めたので、先生的には、ボーとするくらいなら忙しい方が良いみたいです。

 私が体操などをしてカラダをほぐしている間(私はスロースターターなんですよ)に、妻先生はWさんに音楽の聞き分けの方法とか、立ち方歩き方などを指導していました。私が体操が終わった頃、二人は歩き方の練習をしていたので『そう言えば、私も、まだまだ、きちんと歩けるわけじゃないよなあ…』と思い、彼女らに合わせて、隣で勝手にウォーキングの練習をしたら、一人でヘトヘトになって、汗ダクダクになってしまいました。気合をいれて歩くだけでもシンドイです。特に後進は難しいですね。ヨロヨロしてしまいました。ちなみに、女性二人はウォーキング練習をしても、汗もかかずにシレっとしていました。やはり、メタボのオジサンは、ちょっと動くだけで、すぐに汗まみれになるみたいです(涙)。

 さて、ウォーキング練習が終わると、Wさんはブルースの練習に入りました。

 私は今までは、先生と会場を独り占めしていたわけですが、これからはWさんという同級生がいるので、先生も会場も独り占めはできません。なので、Wさんがブルースの練習している時は、当然、会場にブルースが大音量でかかっているわけで…私もブルースの復習をしますが…いやあ、ブルース、もうすでに、すっかり忘れていました(笑)。

 しかし、私は、現在、ワルツをメインに学んでいるわけですから、会場にブルースがかかっているからと言って、ブルースばかりを踊っていてはいけません。ワルツの練習をしたいのですが、だからと言って、音楽を勝手にワルツに変えるわけにはいかない(だって、Wさんはブルースのレッスンを受けているわけですからね)ので、ブルースを聞きながら、全くリズムもテンポも違うワルツを、自分でカウントしながら練習するという、ある意味“耳と脳を断絶”しながらのシャドウ練習をしました。なかなか、新しい経験をしちゃいました(笑)。

 Wさんが一段落ついたところで、妻先生は私の所にやってきて、ワルツの練習です。

 今回注意されたのは「上半身がグニャグニャなので気をつけるように」という事です。上半身、特にホールドが、さらに言うと右腕が、ダメダメみたいです。なので、両腕で作った空間的な枠をしっかりと維持するように意識しながら踊る事を意識してみました。で、上半身を意識してワルツを三曲ほど連続して踊った(時間にして7~8分程度)ところで、両腕が悲鳴をあげました。だってさあ、ずっと両腕を水平にあげたまま踊るんだよ。シンドクねえ? まあ、まだ相手が妻先生だから、これだけの時間もったわけで、一般女性が私の腕にぶら下がってきたら、1曲ももたないかも(涙)。ううむ、両腕の筋肉を強化しないとマズそうです。

 あと、腕を上げるのはいいけれど、肩まで上がっているそうなので、そこは注意しないとダメだって言われちゃいました。肩まで上がっているから、余計に疲れるんだよねえ…。

 で、ひとしきり、ワルツを見てもらったところで、妻先生はWさんのところに行ったので、少し休憩をとって、それから私はヴィエニーズ・ワルツの復習をしてみました。

 と言うのも、今回の練習会場はなかなか広いので、ヴィエニーズ・ワルツが踊れる!って思ったからです。とりあえず、リバース・ターンだけを使って、会場をグルグルグルグル、シャドウで踊ってみました。なんか、笑っちゃいますね。ただ、グルグル回っているだけなのに、結構楽しいです。これ、シャドウでなく、二人で組んで踊ってみたら、スッゲー楽しいかも(笑)。シャドウで会場を一周したら…半端なく目が回ってしまいました。ううむ、でも楽しい。次回の練習の時には、ヴィエニーズ・ワルツのCDを用意して、音楽に合わせてグルグル回ってみようっと。

 さて、今回から、私はラテン・ダンスにも挑戦します。まず、ラテン最初のダンスは“キューバン・ルンバ”です。いわゆるルンバですね。

 ルンバはワルツとはアレコレ違います。まず音楽が四拍子です(笑)。カラダの使い方も、ヒザの曲げ伸ばしやヒップの動かし方や歩き方、すべて違います。ワルツが上下にスウィングするなら、ルンバは横にクネクネします。でも一番違うのは、男女の組み方かな? ワルツはガッチリとを組んだまま踊りますが、ルンバでは両手で組んだり片手で組んだり、手を上げたり下げたりと、踊りながら組み方を変えていきます。ううむ、おもしろい。

 とにかく、最初はルンバの歩き方からです。体重が乗った足サイドのヒップをプニッって感じに伸ばします。これで歩きますから、歩くたびにヒップが左右にプニプニ動くわけです。ああ、こういう歩き方、よく“ウリナリの芸能人社交ダンス部”の練習で見たよ。まさにアレなんだな。ちなみに、体重が乗っていない方の足は地面をひきづるようにするのが良いのだそうです。まさに“腰で歩く”って感じになります。

 で、一通り、ウォーキングを教えてもらったところで、ステップを習いました。今回習ったのは、ベーシック・ステップです。単純に言っちゃうと、前後に移動しながら足踏みするだけ(笑)。ま、この足踏みが難しいんですけれどね。

 ルンバは四拍子ですから、1、2、3、4…とカウントするのだけれど、最初の1の強拍部分は“タメ”なので、動かないのです。だから、ステップ的には「○、2、3、4、○、2、3、4、…」って感じなのね。

 一番最初は予備足として4から始めます。つまり右足が一歩前に出ている状態からダンスが始まります。で、1で動かないでしょ。2で左足を前に一歩出して体重を前に移動し、3は足を動かさないけれど体重を後ろ足(右足)に戻して、4で前に出した足を戻します。この時、両足は揃えます。次の1はそのまま止まっていて、2で今度は右足をやや後ろに出して体重移動をします。3で前足(左足)をほんのすこしだけ進めて体重を載せて、4は右足を動かすのだけれど、元の位置ではなく、元の位置より一歩前に出します。最初に予備足として前に出したのと同じ形になります。で、これの繰り返し(笑)。言葉だけだと、なんか分かりづらいですね。

 例によって「ルンバって何?」って人のために、YouTube画像を張っておきます。私が習ったのは、この画像の30~45秒の部分のステップです。一度男女が手を伸ばして広がって、女性がクルリと一回転して男性の前に戻って来たところで、最初の前後の動きに戻るというのをやりました。この15秒ほどのステップを延々繰り返して踊りました。

 しかし、YouTube画像を見ても分かるけれど、ルンバって“エロい”ダンスだね(笑)。こんな風にクネクネ踊るわけなんですよ。で、私が習ったこの15秒間のダンスだけれど、女性は前後に動いたり、横に行ったり、クルッと回ったりと忙しい(妻先生曰く「オープン・ポジションからオープン・ヒップ・ツイストをしてファン・ポジションに行き、そこからホッケイ・スティックをしてオープン・ポジションに戻った」のだそうです)のですが、男性は単純に前後に足踏みを繰り返しているだけなんですよ(笑)。気がつきましたか? つまり、男性はベーシック・ステップをただ踏んでいるだけです。

 これらのダンスは、足は前後の足踏みですが、男性の上半身は、オープン・ポジション(男女が片手をつないで前後に向き合う)とファン・ポジション(手をつないだまま横に広がる)の二つだけです。もちろん、それらのツナギに女性がクルクル回るんだけれど、初心者男の私は、ひたすら足踏みに忙しいわけです。あと、これにクローズド・ポジション(両手をつないで前後に向き合う)というポジションもあるそうだけれど、今回はステップ中心に練習するので、オープンとファンだけをやってみました。

 YouTube画像をみると、ルンバもまだまだ先が長そうだし、男性も色々やる事がありそうで、楽しみです。ま、ルンバも面白そうです。

 私はルンバを習ったけれど、Wさんは先生にジルバを習っていたよ。あれ? 私はジルバはやってないぞ。…ってか、Wさんは初日にして、ブルースとジルバの二つを習っております。私は一日で二つのダンスなんて習っていないぞ。最初は確かにブルースだったけれど、初日は足だけを学んで、次のレッスンでカラダもつけて…と二段階で練習したのに、一回のレッスンで二つのダンスですか。ううむ、いきなりWさんに抜かれてしまったかもしれない私です。まあ、いいか(笑)。

 Wさんがお帰りになった後で、会場の片づけをする前に、二人でファントムの二重唱を歌ってみたよ。独りだとなんとか歌えても、二人になると歌えなくなるもんだね。特に、ハモっているところは、こっちがメロディーなのに、ハモリの方に釣られてグダグダになるって惨めすぎる結果です。これはもっと真剣に音取りをする事と、二人で歌う時間をもっと確保しないとダメだなあって思いました。

 歌もそうだけれど、ダンスも亀の歩みの私でした。

コメント

  1. 音羽 響 より:

    なんか楽しそうですね
    カメでもライオンでも、前に進めれば良いじゃないですか
    仲間が居ると、良くも悪くも見習うところがありますから、きっと亀より早く上達するんじゃないですか(笑)?

    ところで、記事とは関係ないのですが、就寝時に靴下は履かない方が良いですよ
    寝ている時は足の裏で体温調節をしているそうで、その時にかいた汗を靴下が吸収し、それが蒸発するときに気化熱が発生して逆に体温を奪い、逆に体が冷えてしまいます。それ以上に効果がある場合もあるので一概にいけないとは言えませんが、湯たんぽを寝るまで布団の中に入れて布団を暖めておく方が、私の経験からより効果的だと思います(とは言えすとんさんに及ぶような経験値はありませんが)
    私のうんちく大好きな父と北海道出身の祖父母と母が口を揃えてそう言うので、試してみる価値はあると思いますよ

  2. すとん より:

    音羽響さん

     ダンス、楽しいですよ。やがて上達してくると、苦しんだり悩んだりするようになるのかもしれませんが、今はまだほんの入り口なので、何をやっても楽しいばかりです。

    >ところで、記事とは関係ないのですが、就寝時に靴下は履かない方が良いですよ

     あら、そうなんですか?(驚)。じゃ、やめようかな? いや、単純に、ある日、あんまり寒かったので、試しに靴下履いて寝たら、とてもよく寝れたので、それ以来“寒くなったら靴下履いて寝る”っていう習慣になっただけです。そうか、体温調節か? 

     私の場合、寝汗は主に背中でかいてます。いや、別に寝汗に限らず、普段から、汗は背中の肩甲骨付近を中心にしてかきます。ここが一番の汗かきポイントなんです。ですから、熟睡して目覚めると、背中から湯気が立ちます(笑)。

     足はかなり敏感で、寒いと寒くて眠れません(だから靴下履きます)が、暖かいと暖かいで、また眠れません。習慣で靴下を履くのではなく、寒くて眠れないから靴下を履く、ように心掛けてみたいと思います。

  3. Tata より:

    え、私にしてみればすとんさん、ロケットスタートしていらっしゃるです。
    ヴィーニーズなんて、頼み込んでちょっと教えてもらったのが・・・始めて2年後?だったか・・・。きっと生徒の飲み込みもよく、先生も教え上手でいらっしゃるのでしょうね!

    マリトースキーのように身体が使えたらどんなに気持ちがいいだろう・・・と、いつも思います。(^^; 競技会なんか見てると、ほかのカップルは女性に目が行きがちになるのに、マリトースキーだけは見入ってしまう。しかしルーニスもすごいのでいつも視線が迷います。(笑

    ところでワンレッスン何分ですか?すごい運動量のように思えました。

  4. すとん より:

    Tataさん

     ロケットスタート…ですか? 比較対象がないので、よく分かりませんが、そうか…出足は好調なのか?

     ヴィエニーズは、一番最初に「やりたい」と言ったので、まずはここからなんですよ(笑)。マリトースキー? ルーニス? 残念ながら知りません…ってか、プロダンサーの事は誰も知りません。これから勉強ですね。

    >ところでワンレッスン何分ですか?すごい運動量のように思えました。

     ええと、1回120分です。それを週1回でやってます。それ以上やってもいいのですが、あまり無理はしちゃいけないと言うので、1回120分って決めてます。たぶん、普通のレッスンは1回30分くらいでしょうが、ほら、私の場合、レッスン代が無料だから(笑)。

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