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そりゃあ、本屋も潰れるわな

 先日、何気なく、私のipadに入っている電子書籍の数をチェックしてみたら、なんと、約1600冊ありました。いやあ、最近、たくさんあるなあ…と思っていたものの、まさかそんなにあるものとは思っていませんでした。

 約1600冊…。ipadを電子書籍リーダーとして使い始めたのが、2014年の10月からですから、なんだかんだ言って、もう4年も使っているわけです。つまり、この4年間で購入した電子書籍が約1600冊って事です。

 4年で1600冊と言う事は、1年で約400冊。1年で400冊と言う事は、1ヶ月で約33冊。つまり、1日1冊以上の割合で、電子書籍を購入していたわけです。驚きだね。

 もちろん、全部を読破したわけではありません。たぶん、全体の半分ぐらいは「そのうち読むから買っておこう」って感じで積読になっています(これが実はipadのハードディスクを圧迫しているのです:涙)。平日はなかなか読書できませんが、休日などに結構まとめて読んだりしているので、1週間で3~4冊程度のペースで読んでいます(だから積読が増えていく…わけです:涙)。

 まあ、硬派な書籍も無いわけではないけれど、大半は軽いエッセイとか実用書やマンガの類だから、結構なハイペースで読めたりするんです。

 若い時は、専門書も含めて、1日2冊は読んでいたので、だいぶ読書量は落ちたと思います。

 それにしても、ずいぶんと購入したものだなって思います。紙の書籍を購入していた時も毎月の書籍購入費は1万円を下らなかったものだけれど、電子書籍は保管場所を必要としない事もあって、気軽にガンガン買ってしまうので、毎月の書籍購入費なんて…考えたくもない私です(笑)。

 たぶん、私のような人って、日本中に何千何万といるんだろうと思います。客が紙の本の購入を止めて電子書籍にシフトしても(電子書籍を発行していない会社は別として)出版社は痛くもないでしょうが、印刷業界とか街の書店は厳しいですよね。実際、私は、地元の書店で書籍購入を止めただけなぐ、書店そのものに行かなくなりましたもの。かつては休日の度に書店めぐりをしていた私が…ですよ。自分でも驚きです。

 で、たまに何かのついでで書店に行って、興味深い本を見つけたら、その題名を暗記して、家に帰ってから、電子書籍で購入しています。電子書籍で見つけられなかったら…紙の本を購入するのではなく、購入そのものをやめちゃいます。だって、読みたい本/読まなきゃならない本なんて、山のように抱えているので、買えない本を頑張って買うほどエネルギーを使えないんですよ。

 なので、今の私は、紙の書籍も雑誌も購入せず、新聞の定期購読も止め、電子書籍やネットの情報やテレビのニュース番組で生きています。たぶん、これが21世紀の標準的なライフスタイルなんだと思います。

 そりゃあ、街の本屋が潰れても、仕方ないわな。

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