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2026秋 佐渡ヶ島へ行ったよ その5 刺し身にオリーブオイル?

 宿根木の次はお昼ごはんです。真野御陵(順徳天皇火葬塚)近くのお食事処で海鮮丼を食べました。海鮮丼は、カニがセンターに配置されている海鮮丼だったので、カニアレルギーの私だけ、カニをトラウトに変えた、トラウト海鮮丼を食べました。特別メニューです(笑)。

 海鮮丼の刺し身の調味料として、塩とわさび醤油とオリーブオイルの3種類が用意されていました。刺し身に、塩とか、わさび醤油とかは、まあ分かります。オリーブオイルは初めてだったので、ちょっとビックリしました。ちなみに、刺し身にオリーブオイルは…魚自体が美味しければアリかな? そう思いました。

 海鮮丼は美味しかったけれと、量が少なすぎます。で、そのお食事処の別の階にある売店でブリカツが売られていました。店の周囲には、佐渡ヶ島に修学旅行でやってきた小学生の感想文がたくさん貼られていて、それらには共通して「魚はきらいだけれど、ブリカツは美味しかった」なんて書いてあるのを見つけたので、小腹がすいていた事もあって、私もブリカツを食べてみました(1枚350円です)。ちなみにブリカツとは、魚のブリの切り身をカツにした、いわゆるB級グルメなお惣菜です。

 いやあ、びっくりしたよ。本当に美味しいんだよ。単にブリをカツにしたわけじゃなさそうです。あれこれ下味をつけて、隠し味も加えた上で調理されていました。これ、絶品です。ブリって、本来は臭みの強い魚なんだけれど、このブリカツには一切の臭みがなく、ただただブリの旨味だけがカツにされていました。これ、ほんと、美味しいです。

 そう言えば、北陸地方って昔からブリを食べる習慣がある地方ですね、きっとブリの臭みの消し方も伝統的に心得ていて、ブリを美味しく食べるやり方を熟知しているのでしょう。湘南地方でもブリはたくさん取れますが、臭い魚なので、下魚扱いです(笑)。だって、ブリより美味しい魚なんて、たくさんいますから、わざわざブリなんて食べませんよ。ブリは、おサイフが寂しい時に甘辛く煮付けて食べるモンですって(それでも臭いのです)。

 …と、食事は美味しかったものの、肝心の真野御陵には全然行きませんでした。ガイドさんからは「順徳天皇陛下が~」とか「日蓮聖人が~」とか「世阿弥が~」とか、佐渡に流されてきた人の名前は何度も出てきましたし、彼らに関する資料館とか博物館とかも、佐渡にはたくさんあるはずなのに、そういう場所には一切行くことはなく、とても残念な感じです。せっかく近くまで来たんだから、真野御陵ぐらいはお参りしたかったです。

 食後は妙宣寺に行きました。ここは、新潟県唯一の五重塔があるお寺で、その五重塔を見に行ったわけです。別に湘南に住んでいると、五重塔なんて、珍しくもなんともないんたけどなあ…、鎌倉もすぐそばだし…。妻も「龍口寺の五重塔(片瀬江ノ島にあります)を地味にした感じね」と言ってました。もっとも、妙宣寺の五重塔は国の重要文化財で、龍口寺の五重塔は市の重要文化財なので、妙宣寺の五重塔の方が、ずっと格上なのです(笑)。

 古刹は…鎌倉に掃いて捨てるほどたくさんあって、それらのお寺をガキの頃から見飽きるほど見てきたので、特にお寺に興味はない私なのでした。

 五重塔の次は、無名異焼(むみょういやき)の窯元に行きました。無名異焼は、佐渡の金山の赤土を使って焼いた焼き物で、国指定の伝統工芸品なのです。で、窯元で焼き物の説明を受けている時に、一つの焼き物に目が止まりました。説明が終わって、妻がその焼き物(マグカップ)を手にとって「これ、良くない?」と言いました。「私も目をつけていたんだ」と夫婦で意見が一致したので、そのマグカップを衝動買いしてしまいました。今回の旅行では、あっちでもこっちでも買い物をしてしまったので、ここの窯元では(焼き物なんて高価だし)何も買わないと決めていたのだけれど、目についてしまったら、そりゃあ一期一会だよね…と言って、高い買い物をしてしまいました。ちなみに、そのマグカップは、お土産として息子くんにあげたのだけれど、まったく使う様子がなかったので、結局取り上げて、今は妻が日常使いのマグカップにしてしまいました。

 道具は、使われてナンボだからね。

 これで2日目の観光は終わりです。ホテルの前でバスから降りたら、ホテルの近くにあるローカルのコンビニに寄ってから、ホテルに戻ります。

 ローカルのコンビニは、品揃えがなかなか面白いです。基本的に、パンとかお惣菜とかは、島内で作られたものが売られていました。餃子が丸くて、お饅頭みたいだったのは驚きました。でも、弁当とかおにぎりは…見当たりません。まあ、我々は夕方に行ったので、もう売り切れていただけかもしれません。お酒も基本的に地酒ばかりです。全体的に商品が少なくて、関東地方では見かけないモノがたくさん見られました。基本的に、何でも高いです。でも、必要最低限のモノは揃っている感じです。

 ホテルに戻ったら、ちょっと休憩してから、お風呂です。この日は、屋上の野天風呂に行きました。野天風呂にはカラダを洗う設備がありませんので、お風呂に行く前に、部屋の内風呂でカラダを洗ってから、野天風呂に行きました。

 野天風呂は、開放感あふれる感じで、良かったです。お湯は、昨日の大浴場と同じヌルヌルの温泉でした。炭酸水素塩泉で、お湯は茶褐色で、ちょっと独特の匂いもします。海辺の温泉なので、てっきりナトリウム温泉かと思っていたのですが、全然違いました。

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