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東山魁夷の作品を見るのを楽しみにしています

 フルートのレッスンに行ってきました。

 頑張りましたよ、私。この日は、具合が悪く、お昼すぎに早退して家で倒れていたのですが、ちょうどレッスンに行く時間の頃に目が覚めて、体調は激悪だったけれど、ここで目覚めたのも何かの縁だと思い、少ない元気を奮い立たせてレッスンに行ってきました。

 ここんとこ、仕事の都合でレッスンを休んでばかりいるので、体調不良くらいじゃレッスンは休めません!

 で、お教室に入って、まずは珍しくチューナー使って細かくチューニングしました。いつもは姉様のレッスンがあるのですが、今回はそれもなく、先生はお教室のロビーでコーヒータイムだったので、そのスキマ時間にチューニングです。いつも、フルートを組み立てたら、チューニングせずに、耳で音を合わせて吹いていましたが、今回は事前にチューナーを使ってチューニングできたので、ロングトーン練習が楽でした(笑)。いやあ、フルートは(演奏者に耳さえあれば)チューニングの必要のない楽器だけれど、事前にバッチリ、チューニングしてあれば、ほんと楽です。いやあ、ほんとのほんとに楽でした。

 なので、本日のロングトーンの練習は、いつも以上に良い出来でした。

 でも、よく出来たのはここまででした。なにしろ、ほとんど自宅練習してないからね。宿題なんて、全然出来てません。

 エルステユーブンゲンは、いつもどおり23番と24番。暗譜どころか、ミスブロー多発、それも吹いているうちに、運指が分からなくなるという、生まれて初めての経験をしました。それも難しい音の運指ではなく、第一オクターブのA、つまり“ラ”の運指が分からなくなり、軽くパニクりました。いやあ、なんで“ラ”の運指を忘れてしまったのだろう…。

 プチエチュードは19番。前回吹けていたところもダメになってしまいました。

 なぜ、前回吹けていたのに、今回吹けなくなったのかと考えてみると…前回は譜面がまだ読めていたのですよ。でも今回は譜面がちゃんと読めず、譜面の読み間違いを何度もしてしまったのです。譜面も、しばらく見ていないと、読めなくなるものなのですね、いやあ、ビックリしました。バッと見て、その音符が“レ”なのか“ファ”なのか分からなくなって、指が止まっちゃうなんて経験、なかなか出来るものではありません。貴重な体験をしてしまいました。

 40リトルピーセズの13番は、ようやく曲の全貌が掴みかけてきたみたいで、まあまあ形になっていましたが、細かいところがまだまだなので、不合格となりました。14番は「まだ全然吹けません」と自己申告したところ「じゃあ次ね」と先生がおっしゃってくださって吹かずに済みました。いやあ、ほんと、全然吹けないので、この曲にチャレンジしても、時間の無駄にしかならないので、先生の判断は正しいと思います。

 合宿に向けての「ヴォカリーズ」は曲の前半だけ見てもらいました。もちろん、私的には、ほぼ初見での演奏です。いやあ、フレーズが長いなあ…。ブレスコントロールがとても難しいです。あと、リズムをきちんとキープしないとね。ピアノと一緒に練習できれば、ピアノの伴奏を聞いて、自分の演奏も加減できますが、ソロで練習していると、自分できちんと数えていないと、変なリズムになってしまうのが残念です。しっかり数えていなとダメだね。

 その数え方も、曲の拍子が4/4だからと言って、4分音符で数えると、なかなかうまくいかないみたいで、途中で8分音符で数えてみたら、うまくいきました。まあ、細かい音符を一拍としてカウントした方がより正確になるのは、まあ当たり前か。

 それにしても、こんなにフルートの腕が劣化しているのに、合宿に行って…大丈夫なのかしら…ねえ?

 で、本日の雑談は、その合宿関係の話で、ぜひ長野にある東山魁夷の美術館に行くべきだという話でした。いやあ、私も行きたいのですよ。でも、前回は美術館がお休みで行けなかったし、前々回は美術館よりも善光寺さんにお参りに行くべきだろうと善光寺さんを優先してしまったので、行けなかったのです。今回こそは、東山魁夷の美術館に行って、しっかり目の保養をしてこようと思っているのです。

 というわけで、先生から東山魁夷の鑑賞ポイントなどをあれこれ教えていただいたので、今年の美術館見学が、とてもとても楽しみな私なのでした。

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コメント

  1. アデーレ より:

    わたしも東山魁夷や小磯良平が好きなんですが、なかなか美術館にいく機会に恵まれず、残念に思っています。画集もよいですが、やはり本物は違いますよね。徳島に大塚美術館がありますが、直接見に行くには時間やお金がかかる各国の価値のある貴重な絵画の模倣した銅板を展示していますが、模倣ながら、これはこれで圧巻だそうです。いつか時間があればこれらも足を運び鑑賞してみたいです。東山魁夷、楽しんでいらっしゃってくださいね。

  2. すとん より:

    アデーレさん

     絵画の鑑賞は…もちろん、本物が一番です。と言うのも、印刷物とかデジタルアーカイヴでは絵の具の盛り上がりなどのディテールは再現できませんからね。そういう意味では、よく出来た模写は見る価値ありかもしれません。

     銅板による模倣ですか…私、見たことありません。どんなんだろ?

     ちなみに、私が一番好きな画家は伊藤若冲なんですよね。江戸時代の日本の画家です。めったに作品展などやっていないので、そう簡単に見るチャンスはないのが残念です。若冲は宮内庁がたくさん保存しているので、三の丸尚蔵館(皇居にあります、無料です)でたまに展示されます。なので、その時に見に行くのがチャンスと心得ています。

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