雑魚がかわいい

　ウチにいる雑魚たち…ロナとラクですが、こいつらがやたらと可愛いのです。

　どんな動物も子どもはかわいいと言いますが、金魚の世界は、年齢とカラダの大きさって、そんなに強い関係があるわけじゃないのです。いつまで経っても小さいヤツもいれば、あっという間に大きくなってしまうヤツもいます。ウチの水槽では前者はめったにいませんが、後者は結構います。今いるメンバーだとアカリがそうですね。あっという間に大きく育ってしまいました。

　ロナもラクも、少しずつは成長し、大きくはなっていますが、決して、そんなに早い速度でメキメキ成長しているわけではありません。いずれは大きくなってしまうのでしょうが、今の小さな雑魚の時代を満喫してほしいと思ってます。

　どれくらい小さいかと言うと、ドジョウ用のオブジェが水槽にあります。これはドジョウたちの安らぎのために置いてあって、その中には金魚が入れないように、入り口が小さく作られているのですが、ロナやラクはそのドジョウ用のオブジェの中を自由自在に出入りしています。ほんと、小さいのです。大抵の子は、我が家に来た当初はこれらのドジョウ用オブジェを出入りしますが、ほんの数週間で中に入れなくなるのですが、ロナもラクもまだまだ大丈夫です。

　雑魚はかわいいです。ロナもラクも、何かよく分からないパタパタしたモノから、やっと魚のカタチになってきました。ここから育っていくと、やがて金魚のカタチになっていきますが、まだまだこの雑魚の形態で愛嬌を振りまいてほしいと願っています。