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2026夏 ダイヤ号に乗ってきた その1 事前準備の話

 時は約1ヶ月少々遡ります。7月下旬~8月上旬にかけて行ってきたクルーズ旅行の話の連載を、今回から開始します。そもそも今回の旅行は期間が長い(9日間)こともあって、連載も長期にわたる予定なので、連載中にちょくちょく、時事的な記事や箸休め的な記事等も入れたいと思ってます。だって、クルーズ船の話ばかりじゃ飽きちゃうでしょ? そんなわけで、途切れ途切れの連載になると思いますが、よろしくお願いします。

 さて、本編です。

 今年(2026年)の夏は、ダイヤ号に乗ってきました。ダイヤ号? アメリカのプリンセス・クルーズ社のクルーズ船(豪華客船)ダイヤモンド・プリンセス号のことです。ダイヤモンド・プリンセスだからダイヤ号です。ちなみに世間一般では、ダイヤ号のことを“ダイプリ”と呼ぶようです。なんてセンスの無い略称でしょうか? ダイがプリですよ! 音の響きが最悪です。よくこんなひどいネーミングをしたものです。最初にダイプリと呼んだ人の言語センスを疑います。なので、私はダイヤモンド・プリンセス号のことを、このブログでは勝手に“ダイヤ号”または“ダイヤ”と呼ぶことにしました。異論反論は受け付けます(笑)。

 だってね、ダイヤ号には同時期に作られた姉妹船があって、そっちはサファイヤ・プリンセス号なんです。だったら、略称は姉妹でダイヤとサファイアでいいじゃん。なのに、ダイヤモンド・プリンセス号の略称は“ダイプリ”なんです。ちなみに、サファイア・プリセンス号の略称は“サファイア”です。なんか納得いかないです。

 ダイヤ号は、日本に新型コロナを持ち込んだ事でも有名な船(実際には水際で防ぎました)です。2020年2月の事です。あの頃は、テレビ等で連日、ダイヤモンド・プリンセス号の名前が報道されたものです。なので、ある意味、日本でいちばん有名な豪華客船とも言えます。その有名な船に、この度、私、乗ったわけです。

 後に、この船とコロナの事件は、映画「フロントライン」になりました。主演は小栗旬です。この映画はとても考えさせられる良い映画だと思います。必見映画だよ。強くお勧めします。

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最前線で守るべきは、この国か、目の前の命か?映画『フロントライン』絶賛上映中 -事実に基づく物語-

 さて、ダイヤ号は、今まで私が乗ったベリッシマ号と同様に、クルーズ船ですが、船のランクが違います。

 クルーズ船は世界的に、ラグジュアリー、プレミアム、カジュアルの3ランクに分けられます。日本語的に言えば、松竹梅ですね。ベリッシマ号はカジュアル船、つまり梅ランクの船で、ダイヤ号はプレミアム船、つまり竹ランクの船になります。ちなみに、日本発着のラグジュアリー船として有名なのは、飛鳥3、飛鳥2、三井オーシャンサクラ、三井オーシャンフジ、ニッポン丸などがあります。基本的に日本発着の日本船はすべてラグジュアリー船と考えて良いでしょうね。外国船でラグジュアリークラスの船は、なかなか日本にはやってこないし、やってくればニュースになります。例えば…クイーンエリザベス号とかね。

 ランクの違いは、どこにあるのか? 一つは乗船料金が違います(ま、当然か)。高級な船ほど高価です。お値段が違うので、当然、客層も異なります。高級な船ほど老人と白人が増え、子どもと東洋人が減ります。船の大きさが違います。高級な船ほど、船が小型で乗客人数が少ないです。なので、船内の混雑度が下がります。その代わり、海が荒れると揺れるようになります(困)。また乗客一人当たりのスタッフ人数も違います。当然、高級な船ほど、スタッフの人数が多くなります。おもてなしの密度が変わります。また、食事やショーのランクが変わります。高級な船ほど、食材にお金が掛けられるし、高いギャラの芸人が呼べます。まあ、こんな感じでしょうか。

 ベリッシマ号も、なかなかに豪華な船でしたが、ダイヤ号は、さらにランクが一つ上の船なので、さらに豪華な客船となります。今回は、その豪華な部分も楽しむために、ダイヤ号を選んだわけです。贅沢は元気なうちにしないとね(笑)。

 ダイヤ号は、日本の長崎で建造された船なので、ネットなどでは“日本船”のような扱いも見かけますが、ダイヤ号は日本で建造されただけの外国船で、基本的にはアメリカ船(船籍は、バニューダ諸島ハミルトン)です。ですから、船内は日本ではなく外国(アメリカ)ですし、船内言語は英語です。ですから、乗船するためにはパスポートが必要となります。

 今回のクルーズは、日本一周クルーズで、8泊9日の旅になります。横浜を出港して、長崎~釜山~青森~函館と巡って、横浜に戻って来ます。今までのベリッシマでのクルーズが、最初の沖縄&台湾クルーズが4泊5日で、2度目の九州&韓国クルーズが5泊6日だったので、日本一周クルーズの8泊9日だと、倍近い日程になります。

 そのため、事前の荷造りの段階で、荷物が増えてしまいました。

 ベリッシマでは旅の荷物はスーツケースが1つで足りたのに、ダイヤでは2つになってしまいました。もちろん、ダイヤでは途中で洗濯ができるので、衣類などの荷物は極力減らしたのですが、それでも日程が長いし、船内では何度も着替えないといけない(基本的に、昼間の船内、夜の船内、外出時、部屋着、パジャマと、一日で5回は着替えるので、服は増えてしまいます)ため、結果的に荷物は馬鹿みたいに増えてしまいました。でも大丈夫です。ダイヤでは、最初から(オールインクルーシブなので)スーツケースを1つだけ自宅から船内まで届けられるように、船代に組み込まれているのです。ですから、事前に大きなスーツケースを自宅から1つ送って、当日は、もう1つの普段遣いのスーツケースを手荷物として転がしていきました…ってか、スーツケースを2個とも事前に送っても良かったのですが、そうすると、1つの輸送料は船代金のうちに含まれているので、ダイヤ号のサービスを使い、もう一つは自腹で宅急便会社経由で送る…という、ちょっと面倒なことになってしまうので、横浜出発で自宅から近いし、直前まで自宅で使いたいモノもあるし…というわけで、もう一つは自力で運ぶことにしたわけです。ま、かさばる荷物を事前に送って、後は普段の旅行のスタイル(ショルダーバッグ&リュックサック、スーツケース)で出かける…と考える事にしました。

 とにかく、クルーズ日程が長くなると、荷物がその分増えるのが、準備段階では、意外に大変でした。だって、8泊9日だよ。普通の国内旅行(2泊3日)を3回連続で行くようなもんだものね。そりゃあ、大変だよ。

 旅行前に、プリンセスアプリという専用アプリを、事前にダウンロードしました。ベリッシマの時も MSC for me という専用アプリを使用しましたが、そのアプリ以上に、プリンセスアプリは、あれもこれもできます。便利です。便利すぎます。何しろ、大半の手続きが事前にこのアプリでできちゃうし、必要な情報も事前にアプリ経由で入手できます。逆に、デジタル弱者の方は、アプリ操作が苦手だろうから、ほんと困ってしまうだろうね。老人であっても、スマホくらい使いこなせないような人には、クルーズ旅行は向かないのかもしれません。

 また、乗船時にクルーズカードの代わりに、メダリオンという携帯端末をもらいましたが、これがまた便利で(笑)。大半のサービスがタッチレスで使用できます。こういうところが、プレミアム船なんだなって感じましたし、時代はとっくにデジタルなので、年寄りだってスマホぐらいには対応できないとダメな時代なのですね。

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